ニュース

国内女子ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップの最新ゴルフニュースをお届け

モーガン・プレッセル、米メジャーに続いて日本メジャーも制覇!

2010/05/09 18:47

今回で4度目の来日となったモーガン・プレッセル。2006年の「マスターズGCレディス」が日本のトーナメント初出場で、2007年、2008年、そして2年ぶりに来日した今年、国内メジャーの「ワールドレディスサロンパスカップ」で遂に“優勝”という大きなおみやげを手にして帰国することとなった。

「今までは(家を離れて)寂しい想いが強かったけど、今週はキャディと2人で楽しもうと思って来た。素晴らしい一週間になりました」とプレッセル。大の偏食家で、シーフード全般と豚肉はダメ。さらに野菜もあまり得意ではないという。デビュー当時はフレンチフライなどのジャンクフードばかりを食べていたが、プロとして食生活を見直すべく一念発起。しかし、一気に改めすぎて数年前は体重が激減した。

<< 下に続く >>

「今はものすごく健康的という訳ではないけれど…」。それでも体重は回復し、数ヶ月前に取り組んだスイングテンポの改善で、ドライバーの飛距離も10~15ヤードは伸びたという。

「もの凄いギャラリーのサポートにショットを受けた。USオープンかソルハイムカップのように感じました」とプレッセル。1番ティから多くのギャラリーがコース脇を埋め尽くし、「それだけで、この試合がいかに大きいか感じました」とメジャーの雰囲気も存分に味わった。そんな中、1番でバーディ奪取。横峯さくらがボギーとし、服部真夕がチャンスを逃し、「とても重要なホールだった」と、早々に主導権を握ると、そのまま最後まで離さなかった。

この日の朝に「いつも仲良くしてくれてありがとう」という意味を込めて、宮里藍にピアスをプレゼント。宮里からのお返しは、「ドーピング検査で時間が掛かったけど、クラブハウスで待っていてくれて大きなハグをくれた。それだけで十分よ」。母国アメリカでは、プレッセルのおじいちゃんが孫の2年ぶりの優勝を知り、「向こうは夜中の3時だけど、電話やテキストメッセージが送られてくる。とにかく興奮しているみたい」。

現在の女子ゴルフ界を見回すと、韓国や日本、台湾などアジア選手の勢いが目覚しい。そんな中でアメリカ人が日本のメジャー大会を制したニュースは、久しぶりに海外からアメリカを活気づけるニュースとなりそうだ。(編集部:今岡涼太)

今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール

1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka

関連リンク

2010年 ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ



あなたにおすすめ

特集SPECIAL

やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!
これから活躍が期待できるキラキラ輝く女子プロへインタビュー!普段では聴けない生トークを魅力全開でお届けします。

新着記事


ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!