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渋野日向子が体現した“苦労して勝つドラマ”

2021/10/12 08:13


◇国内女子◇スタンレーレディスゴルフトーナメント 最終日(10日)◇東名CC(静岡)◇6592yd(パー72)

「もう一回、メジャーで勝ちたい」-。日本中が松山英樹の「マスターズ」制覇に熱狂していた4月、米ツアー出場のためハワイにいた渋野日向子にも新たな思いが生まれていた。

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2019年「全英女子オープン」を勝ち、究極の目標として掲げた「5大メジャー全制覇」。コロナ禍にあって懸命に米ツアーへのスポット参戦を重ねた2020年のうちに気持ちは揺らいだ。その20年に開催されれば出場確実だったはずの「東京五輪」も、1年の延期を経て代表レースが激しさを増していた。

そんな中で飛び込んできた超ビッグニュース。一気に国民的ヒロインとなり、メジャーで勝つことの重みに翻弄された渋野だったから、“もう一回”と口にするのは相当な覚悟が必要だった。

グリーンジャケットをまとう笑顔もまぶしかったが、それ以上に第一人者として歩んできた果てしない道のりを想像して心が震えた。海外メジャー初参戦でいきなり優勝したシンデレラストーリーも間違いなく劇的だったが、本人は首を横に振る。

「(松山選手は)勝つべくして勝った人。でも、私(の全英優勝)はなんか違うんですよ。やっぱり、苦労して勝つ方がドラマがあるというか。女子でも男子でも、例えば何年もスランプになっている方が優勝しているところを見ると、周りの選手まですごく熱くなるというか。何年も苦労して勝ったというのは、(見ていて)自分の中でもいろんな思いが出てくる」

そう話した6カ月後、渋野が「スタンレーレディス」で演じたのは、まさしく“苦労して勝つドラマ”だった。日本でも海外でも、プレー中の一挙手一投足が報じられる立場と時代。大きなスイング改造を進める上で大変だったのは、メカニックの部分だけではないだろう。1年11カ月ぶりのタイトルには、2019年に積み重ねた優勝とはまた違う意味がある。

苦難を乗り越えて悲願をかなえた松山の姿は、まぶしかった。「本当にいろんな人に影響を与えてくれる。自分も、そういう立場になれたらいいな」。再び目指すメジャーの頂へ、唯一無二のストーリーを描いていく。(編集部・亀山泰宏)

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亀山泰宏(かめやまやすひろ) プロフィール

1987年、静岡県生まれ。スポーツ新聞社を経て2019年にGDO入社。高校時代にチームが甲子園に出場したときはメンバー外で記録員。当時、相手投手の攻略法を選手に授けたという身に覚えのないエピソードで取材を受け、記事になったことがある。

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