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女子プロゴルファーの課題!?結婚とゴルフの両立

国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」が、沖縄県の琉球ゴルフ倶楽部で開幕した。ここで話題に取り上げたい選手が、4アンダーをマークし首位に立ったタミー・ダーディンと2打差の2アンダー、4位タイグループに食い込んだ北田瑠衣だ。

北田は2004年にツアー初優勝を含め3勝し、賞金ランキング3位に食い込んだ。翌年に行われた第1回「ワールドカップ女子ゴルフ」では、宮里藍とペアを組み世界一に。しかし、その後は故障などもあり、思うような成績が上げられず、シード権落ち(2005年賞金ランキング60位)も経験した。昨年は、4試合でトップ10入りするなど復調し、ランキングも27位まで浮上。そして、昨年末の12月25日、自身の誕生日に入籍。奥さんプロゴルファーとなった。

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結婚して変わったことはと質問すると「特には変わりませんが、精神的に安定しているのでゴルフにつなげたいですね。子供は欲しいですが、今すぐにとは思っていません」と語ってくれた。そして、この日の成績。ラウンド後に改めて話を聞くと「今年は、結婚して成績がどうなるかなど、いろいろと注目されると思います。それを意識しすぎてプレッシャーになってしまわないようにしたいですね。今は、気持ちが落ち着いているし、プレッシャーは感じていません」と話してくれた。

今活躍する選手たちも結婚、そして出産ということは当然考えている。古閑美保は「30歳くらいで結婚はしたいです。でも子供を生むのは30代後半になって、ツアーを離れるときですかね」。と、自分の引退時期まで想定している。ツアーで戦っている選手の中には奥さんプロゴルファーだけでなく、塩谷育代(初日63位タイ)や森口祐子(初日11位タイ)のようなママさんプロゴルファーもいる。

これは、現在20代前半の宮里藍横峯さくら諸見里しのぶなども避けては通れない話題だ。北田のように、結婚を精神的な安定やゴルフに集中できる環境につなげることができれば、女性のスポーツ界ではマイナスイメージにとらわれがちな結婚を、前向きに考える選手も増えてくるだろう。



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