さみしい練習日、ラウンドしたのは30人だけ!
国内女子ツアーは、4月に入り本格的な連戦がスタート。そして、この3試合はいずれも初優勝者が誕生し、女子ゴルフ界の層の厚さが感じられる。今季も話題豊富な女子ツアーだが、迎えた今週の第6戦は、開催のおよそ一週間前に急遽大会名が変更になるという、緊急事態が生じた。これまで13年間冠スポンサーを続けてきた「カトキチ」が、諸般の事情によりその座から退くことになったのだ。※この詳細に関しては別の機会に触れさせていただきます。
冠スポンサー不在ということで「プロアマ」はなし。金曜日の第1ラウンドまで、火曜日から3日間が練習日となった。毎年同じ会場での開催ということもあり、火曜日から3日間練習ラウンドを行おうとコースに現れる選手も少ない。特に、次週から「サロンパスワールドレディスゴルフトーナメント」「ヴァーナルレディース」と高額賞金の試合が2試合続くので、少しでも体を休めようとする選手も多い。
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ということで、火曜日の練習ラウンドを行ったのは、たったの30人。アマチュアや普段試合に出られない選手が数名ラウンドする姿を見かけたが、中には「こんなに練習できるんですから、チャンスですよね!」と言う選手もいる。他の試合では大会初日の前日に「プロアマ」が行われるため、前日にラウンドできない選手も多いのだ。
そして前述したが、次週からの2試合に向けて、この試合を欠場する選手も何名かいる。火曜日の時点で6名が欠場を表明、あと2日間でもう数名増えることが予想される。山岳コースで、海からの風も強く吹くため、毎年この試合に出場してコースに慣れた選手のほうが優位ではある。しかし、この3日間しっかりと練習ラウンドを行うことで、自信をつける選手もいるはず。4週連続での初優勝者誕生となるのだろうか。
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