来年はロープの内側で!大会運営を手伝う新人プロ達
2008/09/13 19:12
「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」で、プロ日本一を決める熱戦が続いているが、この大会では毎年の恒例行事として、当年度のLPGA入会者(プロテスト合格者、ティーチングプロA級取得者)がボランティアと共に大会運営を手伝っている。
4日間、フォアキャディやギャラリー整理、ドライビングディスタンスの計測や練習場の業務などを交代で行うが、その仕事は第一組がスタートする前から、夕食後のミーティングまでの長きに渡る。時間の長い予選ラウンドなどは、21時にミーティングが終わって、翌朝は4時起きというハードスケジュールだ。
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「ギャラリー整理をしていると、カメラを持っている人とかが結構いるのですが、みんな選手を追いかけて一生懸命なのが伝わってきますね。だから、写真はダメだけど、少しくらいコースに入っている人とかは、許してあげます」と話すのは森桜子。普段はロープの内側に居る選手達が、大会運営の裏方やギャラリーへの感謝の気持ちを感じる良い機会となっている。
感じる事は人それぞれだが、やはり自分がプレーをしたいと思う気持ちは共通だ。「私は毎日クラブを握っていたい」という森田理香子を始め、ミーティングが終わった21時から寝るまでの間に、ホテルの隣にある練習場で球を打つ選手も多いと聞く。来年は、そんな彼女達の努力が実って、ロープ内で生き生きとプレーする姿が見られるに違いない。(編集部:今岡涼太)
今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール
1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka