2024/11/21クラブ試打 三者三様
若林舞衣子の初勝利に、同期も大いに刺激
今年度の「SANKYOレディース」覇者は、昨年のプロテストに合格し、今季がツアー本格参戦1年目の若林舞衣子だった。それも20歳と125日の優勝は、日本女子ツアー史上6番目となる年少記録のオマケつき。ツアー初勝利に花を添えた。
アマチュア時代から輝かしい実績を残し、トップ合格の最有力候補として臨んだプロテストでは、まさかの苦戦を強いられた。それでも、長きに渡るレギュラーツアーの戦いとなれば話は別。トップ合格の服部真夕と横山倫子らを出し抜き、同期の中で最も早く優勝カップを手にした。
<< 下に続く >>
今大会には、服部のほかにも同期の一ノ瀬優希らが出場。グリーンサイドで若林の勝利を見守り、満面の笑顔で若林と勝利の喜びを分かち合った。先を越される形となった服部は、「スゴイの一言に尽きますね。15番から(若林の組に)ついていましたが、17番のバーディとか、プレッシャーの中でパットを決められるのがスゴイ」と若林を賞賛。一ノ瀬も目を潤ませながら「メッチャ刺激になります!」と、次の戦いへ向けて意気込んでいた。
宮里藍や横峯さくらも、プロテストではトップ合格を果たしてはいないが、その存在感は早くから別格だった。「これをきっかけに、藍さん、さくらさんみたいに上にいる人たちのようになっていきたいですね」。若林のストーリーは、まだ始まったばかりだ。(編集部:塚田達也)
塚田達也(つかだたつや) プロフィール
1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。
あなたにおすすめ
特集SPECIAL
ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!