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父の他界から2カ月 谷原秀人「自分の良いゴルフを天国で」

2016/04/30 19:49


最終18番。大きく右へと出た谷原秀人のティショットは、小さな木の後ろに止まった。「ドローを狙っているのが、フェードですからね。本当に逆球が出てしまう…」。国内男子ツアー「中日クラウンズ」3日目を「65」(パー70)で回り、首位と5打差の3位につけた谷原だが、ショットの不安はまだ拭えていない。

前半は1mから6mまで、5つのバーディパットをカップに沈めて5アンダー。だが「なかなかショットとパットが、かみ合わない」と、後半はパープレーで足踏みした。

今週、谷原はアイアンのシャフトをカーボンからスチールへと変更した。「クラブはしょっちゅう変えていて、それで失敗した部分もある。クラブのしなりでこんなにコントロールできないのかと…」。連続予選落ちとなった国内開幕2連戦は、ミドルからロングアイアンで、より高い球を打とうと新しいカーボンシャフトを試したが、アドレナリンの量も異なる本番ではコントロールしきれないことが判明した。

「その2戦でスイングがずれたのが大きくて、今からちょっとずつ戻していきたい」と、谷原は言う。調整不足は認めるが、致し方ない理由がある。

2月22日に、闘病中だった父・直人さんが67歳で他界した。その翌日には親戚、1カ月後には母方の祖母も亡くなったという。「ずっと不幸が続いたので、身動きできなかったのもある。でも、それを言い訳にするのではなく、自分の良いゴルフを天国で見てもらえるようにしたい」。

12歳のとき、父の影響でゴルフを始めた。「自分には優しかった。2人の姉は殴られたことがあるけど、自分は一度もないです」と、ひとり息子として可愛がられた。グアム合宿を予定より1週間早めに切り上げて、父の最期には立ち会えた。

「一番辛いのは母親だと思うけど、一切泣かないし、ケロッとしている。そんなに悲しんでいる暇はないって」

母親の性格を「僕だけ若干引き継いでいる」と語る。2週連続の予選落ちも「クヨクヨしていられない」。この日、最終18番で放った不本意なティショットも「あれがあるから、罰を受けて練習する。気持ち良く打てる自分探しをする方が楽しいですよね」と、前を向いた。飄々とした谷原の横顔に、なにごとも受け入れる不動の精神が満ちていた。(愛知県東郷町/今岡涼太)

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今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール

1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka

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