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5位タイに後退の武藤俊憲「リズムが合わない!」

国内男子ツアー「関西オープンゴルフ選手権競技」の予選2日間を、通算8アンダー3位タイにつけた武藤俊憲が、決勝第1ラウンドではスコアを1つ落して通算7アンダー。首位と5打差の5位タイに後退してしまった。

スタートの1番、そして2番でボギーを連発してしまい、武藤のテンションは一気に下がってしまう。しかし、その後は3バーディ、2ボギーとスコアを1つ戻して最終組の1つ前で最終日を迎えることになった。

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ホールアウト後に武藤は「今日は2人のプレーと僕のリズムが合わなかった。最初の2番あたりから、やりたいようにやらしてもらえないみたいだなって頭の中で思ったりしていました」と言う。

武藤はツアーの中でもプレーが早い選手の部類に入る。対するネベン・ベーシックと、チョ・ミンギュは自分の打順になってからじっくりと考えてプレーに入るタイプとなる。中でも武藤が首をかしげたのが、9番パー5。

フェアウェイからの2打目を最初に打った武藤が2オンに成功すると、それを見た2人はグリーン手前の池を避けるためショートアイアンでレイアップ。2人が3打目を打つ時には、武藤は池を渡る橋のたもとで雨を凌いで佇むしかなかった。

プレースタイルの違う選手とラウンドすることは今回に限ったことではない。普段からちょっとしたことで首をひねり「どうして?」と考え込んでしまう武藤は、自分のプレーに集中できず、予選2日間のようなゴルフができなかった。「まあ、明日はなんとなるでしょ・・・そう思ってやるしかないですよね」と話す武藤が、本気でそう思えるならば再び優勝争いに絡むはずだ。(兵庫県小野市/本橋英治)

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2011年 関西オープンゴルフ選手権競技



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