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中古クラブは使っていません!「ゴルフパートナー」契約プロ

「ベルーナレディースカップ」を訪れているギャラリーのほとんどが手にしている、手提げ袋と団扇。その両方には、中古ゴルフクラブの専門店「ゴルフパートナー」のロゴが刻まれている。同社は例年、今大会のギャラリープラザに店舗を出店。1年で1回のみのトーナメントへの出店とあり、スタッフは道行くギャラリーに片っ端から声をかけて手提げ袋を渡し、告知に奔走している。

その「ゴルフパートナー」と所属契約を結んでいる選手が、21歳の土肥功留美だ。ホールアウト後に練習グリーンへと足を運んだ土肥は、「パットが入らないんですよねえ・・・」と、同社のスタッフと数本のパターを見比べていた。

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所属契約といっても、クラブの使用契約を結んでいるわけではない。ひょっとしたら“中古クラブを使っているの?”と解釈されがちだが、既にダンロップとクラブ契約を交わしている。土肥がラウンド中に着用するウェアとサンバイザーに「ゴルフパートナー」のロゴを掲出し、クラブについては関与しない契約内容のようだ。

また男子プロでは、ユニークな言動と動きで知られる人気者、すし石垣(33)が同社と所属契約を結んでいる。今朝、スタートホールでアナウンス紹介された時に、『ゴルフパートナー所属』と聞いたギャラリーから“えっ?”という声を聞いたという土肥。ユニークな所属先と、異色の男子プロと同門である土肥は、やはり異色の存在と言えるだろう。

初日はパットが入らずに1オーバーの58位タイと出遅れた土肥だが、用品契約と結ぶダンロップと所属契約を結ぶゴルフパートナーのダブルサポートを受ける今大会。2日目以降の巻き返しに期待だ。(編集部:塚田達也)

塚田達也(つかだたつや) プロフィール

1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。



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