分かりやすく解説 誰でも楽しめる「フットゴルフ」とは?
フットゴルフW杯で日本女子が決勝戦へ 三浦尚子は個人優勝も視野
米フロリダ州のウォルト・ディズニーワールド・ゴルフなどで開催されている第4回「フットゴルフワールドカップ」(5月27日~6月6日)で4日、日本女子が団体戦の準決勝でスコットランドを破り決勝に進出した。個人戦では三浦尚子が最終ラウンドを残して単独首位に立っており、ダブルタイトルも視界に捉えた。
女子団体は今大会から導入されたカテゴリで、勝てば初代チャンピオンとして名を刻む。この日はフォアサム(1つのボールを交互に蹴る)を前田春香、山下えりい、川添沙緒莉の3選手(※途中交代が可能)、シングルス2試合を三浦と阿久津里奈がそれぞれ戦って勝利をつかんだ。5日午後0時半(日本時間6日午前1時半)からの決勝では、準決勝でホスト国の米国を破ったスロバキアと対戦する。
個人戦では三浦に加え、前田が7位、阿久津が8位タイと3選手がトップ10圏内につけている。男子は立花友佑が首位と9打差の10位タイ。日本男子は団体戦の準々決勝でアルゼンチンに惜敗したものの、前回大会のベスト16を上回った。
フットゴルフは、サッカーボールを使ってゴルフと同じようなルールでティからカップまで何打でホールアウトできるかを競うスポーツ。5号球のサッカーボールと専用カップを用い、ゴルフクラブの代わりに足(キック)だけでプレーする。近年、世界各国で人気が高まっており、今大会はCTV Sportsのアプリをダウンロードするとリアルタイムでプレー中継が楽しめ、168万人がアクセスした日もある。
◆フットゴルフワールドカップ 過去の参加国と参加選手数
第1回(2012年)ハンガリー/8カ国、79人
第2回(2016年)アルゼンチン/26カ国、227人
第3回(2018年)モロッコ/33カ国 503人
第4回(2023年)米国/39カ国、971人