チャウラシアが首位発進 谷原秀人は2オーバー70位
2017年 UBS香港オープン
期間:11/23〜11/26 場所:香港GC(香港)
谷原秀人は不運を嘆く「最近ずっとこんな感じ」
◇欧州男子◇UBS香港オープン 初日(23日)◇香港GC(香港)◇6703yd(パー70)
欧州ツアーメンバーとして迎える新シーズン開幕戦の初日。谷原秀人は序盤につまずいて、2バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「72」とした。2オーバー70位に「最近ずっとこんな感じです」と肩をすぼめた。
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スタートホールの1番から不運だった。強風の中で打った1Wショットが左サイドの木の根元に止まり、左打ちで右に出すしかない状況。1度目はクラブが球に届かず、2度目でようやく右ラフへ。そこからの4打目はグリーンをとらえられず、5オン1パットのダボとした。
続く2番(パー3)も左奧のピンを攻めて、わずかにグリーン奧にこぼすと、下り傾斜のアプローチを寄せきれずにボギーとした。「ショット自体は悪くない。狙ったところにだいたい行っているけど、それが風で流されたり、木に当たったり…。ピンを狙い過ぎなのかもしれないけど」と、かみ合わないことがもどかしい。
グリーン上でも、わずかにショートしたり、カップをなめたりと、惜しいパットばかりが目立っている。「ゴルフは悪くないけれど、ずっとオーバーパーが続いている」と、思わずため息まじりになった。
それでも、14番、17番の後半2ホールでは、ともに1mにつけてバーディを取り返した。最終18番は、ティショットを左の林の中に曲げたが、そこから8Iでスライスを掛けて、木と右サイドの池を避けて、グリーン上にぴたりと止めてパーセーブ。上がり5ホールの2アンダーは、あすにつながるゴルフとなるはずだ。
この日、ロープ外を歩いていた妻の絢香さん。途中で嬉しそうに、「さっき見つけました!」と、大切そうにセロファンに挟んだ四つ葉のクローバーを見せてくれた。(中国・香港/今岡涼太)