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「私はスーパーマンではない」ステンソン 宙吊り演出により戦線離脱か
世界ランキング9位のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)が、今シーズン残り2試合に迫った欧州ツアーを故障により離脱する見込みであると海外メディアが報じた。英国テレグラフ紙(電子版)によると6日、41歳のステンソンは2週間前「WGC HSBCチャンピオンズ」の開幕前セレモニーで宙吊りになる演出を受けた際に、肋骨を痛めた可能性を示唆したという。
同大会の事前セレモニーは例年、エンターテイメント性に富んだ独創的な演出で知られる。今年はダスティン・ジョンソン、李昊桐(中国)、ステンソンの3人が体の数点をロープで固定する形で5mほどの高さで宙吊りになり、松山英樹が守ろうとする優勝カップを狙う構図を描く、大掛かりなものだった。
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同紙によれば、ステンソンは前週「トルコ航空オープン」(35位)を終えて肋骨の故障を明かした。中国からトルコに至る長時間のフライトが悪化を生んだ可能性を認めつつ、「私はスーパーマンではない。もしも上海でのプロモーションを見ていれば、何を意味しているか分かるだろう」と述べたと報じている。
ステンソンは昨季、自身2回目の欧州ツアー年間タイトルを獲得。今季の年間ポイントランキングも11位につけており、最終戦の「DPワールド ツアー選手権 ドバイ」は過去2勝(2013、14年)を挙げるなど得意大会としていた。
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