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2015年 ハッサンIIトロフィー
期間:03/26〜03/29 場所:ゴルフ・ドゥ・パレロイヤル(モロッコ)

「行けるかなと思ったけど…」 松村道央が得た課題と収穫

モロッコ・アガディールにあるゴルフ・ドゥ・パレロイヤルで行われた欧州ツアー「ハッサンIIトロフィー」の最終日、松村道央は3バーディ、5ボギーの「74」。目標としていたアンダーパーでのラウンドは達成できず、通算6オーバーの64位タイで4日間の戦いを締めくくった。

「行けるかなと思ったけど…」。苦手としていた序盤4ホールは、3番でバンカーから直接カップに沈めるなど、2バーディ、2ボギーで乗り切った。前半を終えてもパープレー。折り返した直後の10番(パー5)は、4Iでの2打目をピンそば1mにつける絶好のチャンスだった。

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しかし、このイーグルパットを決められない。バーディは奪ったものの、12番(パー3)、13番の連続ボギーでこの日1オーバーとすぐに貯金を吐きだした。13番のパーパットも80cmほどの返しを外した。

「消極的なところがパッティングのミスを生む。カップの内側を狙って曲がる前に入れちゃおうとか、そういうところ――」。なにが足りないかは分かっていた。

17番(パー5)で2オンを狙った2打目は「ほんの少し左足下がりで、その位置から木越えをしようと少し上げに行ったら、(クラブが)下から入って噛んでしまった」とグリーンを大きくショートし、3打目に残ったのはペタペタの芝からの難しいアプローチ。「上げるのは今の僕の力ではちょっと無理。SWで(ピッチエンドランを)打ったけど、PSで(手前の斜面に)ぶつければ良かった」と、手前のバンカーに落としてボギーとした。

4日間のスコアは「72―74―74―74」。アンダーパーはなかったが、その一方で大崩れもしなかった。

「未熟な部分も分かったし、今現在の自分の力でアンダーを出せないことは把握できた。この難しいコースで、どんな位置であろうと4日間プレーするのが大切だったし、ここで得たものをすべて日本で出し切りたいという気持ちになった」。

国内開幕までは、あと3週間。「ここで、これだけ強いフィールドでやってきたので、開幕から優勝争いできるようにしたい」。すぐ横でスタートしていく上位グループを眺めながら、言葉に自然と力がこもった。(モロッコ・アガディール/今岡涼太)

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