<スコア> ポルシェ シンガポールクラシック 最終日
2024年 ポルシェ シンガポールクラシック
期間:03/21〜03/24 場所:ラグーナ・ナショナルゴルフリゾートクラブ(シンガポール)
粘り強さの秘訣は「平均4個」 中島啓太が日本勢トップでフィニッシュ
◇欧州ツアー◇ポルシェ シンガポールクラシック 最終日(24日)◇ラグーナ・ナショナルゴルフリゾートC(シンガポール)◇7420yd(パー72)
3日目までで目標値に届かなかったバーディ数は、最終日にきっちり取り返した。44位から出た中島啓太は5バーディ、1ボギー「68」で回り、通算8アンダー29位で終了。ギリギリの予選通過から、終わってみれば日本勢最上位。4日間のスコアカードには、目標プラス1で17個のバーディが並んだ。
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アマチュア時代から貯めてきたデータによれば、1ラウンドでの自身の平均バーディ数は去年の時点で4.5個。「今週は初日に2個だけだったけど、2日目に6個来るかもしれない。4日間で16個取れたら良い」と、日本ゴルフ協会(JGA)のナショナルチーム時代から教わるコーチのガレス・ジョーンズ氏と、初日を終えた時点で話していた。
2日目に4個、3日目には6個のバーディ。この日は最終9番で、2m弱につけてバーディフィニッシュ。これで4日間の目標は達成した。
欧州ツアーに主戦場を移して5戦目が終了。バーディ数は、日本ツアー参戦時とほぼ変わらない平均「4.3」個を維持しているが、中々上位に行けない。
「どういう内容でボギーを打ちやすいかというデータもとれている」と、課題に挙げたのはグリーンを外した時のショートゲーム。「もったいないミスを減らしていきたい」と、これをクリアすれば1月「ラアス・アル=ハイマ選手権」4位以来のトップ10も近づくはずだ。
次週は「ヒーローインディアンオープン」(インド・DLF&CC)に出場し、4月25日開幕「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つか」(静岡・太平洋C御殿場コース)参戦のため帰国する。
アマチュア時代も海外の試合を回ってきたが、インドを訪れるのは初めてだ。「川村(昌弘)さんに情報を頂いて、かなり狭くてアップダウンが激しいと聞きました。来週も粘り強くプレーして、上位に行けたら」と、自分のデータを信じて戦い続ける。(シンガポール・ラグーナゴルフグリーン/谷口愛純)