意外と緻密な男 “あの頃”に戻ってきたDJ
2019年 WGCメキシコ選手権
期間:02/21〜02/24 場所:チャプルテペクGC(メキシコ)
独走優勝のダスティン・ジョンソンを取り巻く数字たち
5打差で「WGCメキシコ選手権」を制したダスティン・ジョンソンが欧州ツアー出場87大会目で同ツアー7勝目を挙げた。
ジョンソンは今月開催の「サウジインターナショナル」でも優勝しており、2年前のジャスティン・ローズ以来となる出場した欧州ツアーの大会での連続優勝を遂げた(ローズは2017年に「WGC HSBCチャンピオンズ」と「トルコ航空オープン」で連勝)。
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また、今回の優勝は欧州ツアーにおける米国人選手による230勝目にあたり、今季はカート・キタヤマ(アフラシアバンクモーリシャスオープン)、デービッド・リプスキー(アルフレッド・ダンヒル選手権)、ブライソン・デシャンボー(オメガドバイデザートクラシック)、そしてジョンソン自身が遂げたサウジアラビアでの優勝に続く、米国人選手による5勝目となった。
世界ゴルフ選手権(WGC)の全4大会を制覇した唯一の選手であるジョンソンにとって、チャプルテペクGCでの優勝は今回で2017年以来2度目となった。これで、ジョンソンは11ラウンド連続して同コースで60台をたたき出している。
今回の優勝で、ジョンソンはWGC6勝目を挙げた。タイガー・ウッズによるWGCでの通算18勝には遠く及ばないものの、ジョンソンは通算勝利数でその他の選手を大きく引き離している(通算勝利数で3位のフィル・ミケルソンとジェフ・オギルビーはWGC3勝)。
全ての要素で他の選手を圧倒したジョンソンは、72ホールを「263」でラウンドしたわけだが、これはウッズが2006年に記録した大会記録の「261」にわずか2打及ばないスコアだった。
また、ジョンソンによる5打差の勝利は、ウッズが2006年に遂げた8打差の勝利に次ぐ2番目のストローク差による記録となった。
【ジョンソンの今大会スタッツ】
平均飛距離:330.4ヤード(12位タイ)
フェアウェイキープ率:60.71%(25位タイ)
パーオン率:80.56%(1位)
パーオン時の平均パット数:1.724(12位)
スクランブリング:85.72%(2位)
ボギー以上:2(1位)