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2017年 WGCメキシコ選手権
期間:03/02〜03/05 場所:チャプルテペクGC(メキシコ)

トーマスがエース!DJは奇怪なロストボールも…

「WGCメキシコ選手権」は3日目にホールインワンを達成したジャスティン・トーマスが単独首位で最終日を迎える展開となったが、世界ランク1位のダスティン・ジョンソン、そしてメジャー王者のロリー・マキロイフィル・ミケルソンといった猛者が僅差でトーマスを追っている。

トーマスはホール手前4.5mに弾んだティショットがワンバウンドでカップインした232ydの13番で首位タイに並んだ。

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続く14番ではボギーを叩くも、トーマスは15番と16番で連続バーディを奪い、3日目は「66」をマークして通算12アンダーまでスコアを伸ばした。

1打差の2位には、16番で木の中にボールが消える奇怪なロストボールに見舞われ、同ホールをボギーとしたジョンソンがつけており、更に1打差の通算10アンダーにはマキロイとミケルソンがつけている。

3打差を追う状況で3日目を出た「全米オープン」王者のジョンソンは、1番でイーグルを奪うと、2番でバーディを奪って瞬く間にその差を縮め、更に6番、13番、そして15番とバーディを奪って快調にスコアを伸ばした。

しかしながら、16番ではグリーンを狙った2打目が木の中へ消え、32歳のジョンソンがロストボールを宣言し、打ち直しのボールがグリーンに乗った後に、枝に引っ掛かっていた当初のボールが落ちて来るというハプニングがあった。

「あれはちょっとトップ気味に入ってしまい、十分な高さが出ず、木に当たる音を聴いたんだ」とジョンソン。

「とにかく笑うしかなかったね。でも、とても良いプレーができているから、チャンスを作り続けないといけないね」

不運に見舞われたジョンソンとは対照的に、バックナインでは何度も幸運に助けられたミケルソンは、15番から3連続バーディを奪うなど、内容盛りだくさんだった3日目を「68」でプレーした。

10番でティショットを大きく曲げたレフティは危うくロストボールとなるところを、ギャラリーのひとりが、ボールの打ち込まれたと思しき場所で誰かにボールが拾われたと申し出たため、無罰の救済を受けることとなった。

同ホールをパーとしたミケルソンは、11番と12番でも続けざまに散々なティショットを打つも、どちらのボールもスタンスがスプリンクラーヘッドにかかっていたため、藪の中から無罰の救済を受ける幸運に授かった。

肋骨の疲労骨折のため、今季はこれが2度目の大会出場となったマキロイは、ミケルソンと同組でプレーし、1番でバーディを奪う好発進を切るも、続く2ホールで連続ボギーを叩いた。

27歳のマキロイは6番でバーディ奪ってバウンスバックを果たすも、8番でボギーを叩き、その後、9番で6mのバーディパットをねじ込む盛り返しを見せた。

マキロイはグリーン左から見事チップショットを見せた11番でもバーディを奪ったが、その後はスコアが伸びず、「70」で3日目のラウンドを終えた。

「ちょっと奇妙だった」と自らのラウンドを表現したマキロイは、「今日は全くリズムに乗ることができなかったんだ」と続けた。

「11番ではバーディを奪い、12番ではティショットをはるか先まで飛ばしたのに、2打目がピンに当たって戻って来てしまった。良いショットを打ったいくつかのホールをものにできなかったという、ついてない一日だったね」

マキロイの1打後方には、バックナインを見事「31」でラウンドし、「66」をマークした「ライダーカップ」のチームメイトであるリー・ウェストウッド、スペインのホン・ラーム、そしてそれぞれ3日目を「66」、「68」、「68」で回ったトミー・フリートウッドティレル・ハットントーマス・ピータースの欧州勢がつけている。

通算7アンダーにはコースレコードの「63」を叩き出したメジャー2勝のジョーダン・スピースがつけている。

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