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2019年 サウジインターナショナル
期間:01/31〜02/03 場所:ロイヤル グリーンズG&CC(サウジアラビア)

欧州ツアー史上初のサウジアラビア開催 注目ポイントは

ヨーロピアンツアーは47年の歴史で初めてサウジアラビアへと歩を進める。ロイヤルグリーンズG&CCにスター選手が集結する。

ヨーロピアンツアーと3年契約を結んだ「サウジインターナショナル」は、今週の第1回大会でそのスタートを切ることとなり、「アブダビHSBCゴルフ選手権」、そして先週の「オメガドバイデザートクラシック」と続いてき中東シリーズ“デザートスイング”は今週で終幕を迎える。

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そのフィールドのなかには、世界のトップ5からジャスティン・ローズ(イングランド)、ブルックス・ケプカダスティン・ジョンソン、そして「オメガドバイデザートクラシック」を制したブライソン・デシャンボーの4人が含まれる。

ヨーロピアンツアー公式大会において、メジャーや世界ゴルフ選手権以外で公式世界ゴルフランキングのトップ3が揃い踏みするのは、当時世界のトップ3だったロリー・マキロイ(北アイルランド)、そしてリー・ウェストウッドルーク・ドナルド(ともにイングランド)が揃った2012年の「BMW PGA選手権」以来のこととなる。

2018年の「ライダーカップ」欧州代表チームからは、ローズに加え、セルヒオ・ガルシア(スペイン)、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)、イアン・ポールター(イングランド)、そしてトービヨン・オルセン(デンマーク)がティアップするほか、キャプテンを務めたトーマス・ビヨーン(デンマーク)も出場する。

アーニー・エルス(南アフリカ)は今大会のフィールドに名を連ねているメジャー王者の一人であり、2018年の「マスターズ」王者であるパトリック・リードもサウジアラビアでプレーする。

最新鋭のクラブハウスとワールドクラスの練習施設を誇るロイヤルグリーンズG&CCは、ロンドンに本社を置くヨーロピアンゴルフデザイン社設計のパー70のチャンピオンシップコースであり、今週は紅海を臨むこの絶好のコースで世界最高のプレーが展開されることになる。

史上初のサウジアラビア開催で最初のティショットを打つ栄誉に授かったのはスウェーデンのマーカス・キンハルト。サウジアラビアが国としてビジネス、レジャー産業、そして観光産業の拡大によりアクセス性を高めようとするなか、ゴルフ連盟は世界最高峰の選手が集まる大会をホストすることで、若い世代の選手に良い刺激を与え、自国のゴルフ発展につながることを目指す。

大会の賞金総額は350万ユーロ(約4億3700万円)であり、勝者には公式世界ゴルフランキングで50ポイントが付与される。また、今大会の開催により、「レース・トゥ・ドバイ」の全48大会が開催される国の数は31カ国となった。

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