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2018年 ベルギーノックアウト
期間:05/17〜05/20 場所:リンクフェンインターナショナルGC(ベルギー)

ベルギーで注目の3人

今週の「ベルギーノックアウト」により、ヨーロピアンツアーの国際スケジュールにおいて、通常と異なるフォーマットの大会が開催されるのは、ここ3週間で2度目のこととなる。

センチュリオンクラブでの革新的な「ゴルフシックス」を経て、今週はトーマス・ピータースが故郷のアントワープで、36ホールのストロークプレーと、週末に行われる1対1のノックアウトマッチを複合した大会のホストを務める。

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ベルギーでヨーロピアンツアーが開催されるのは、2000年以来のことであり、リンクベンインターナショナルGCでのツアーイベント開催は初めてのこととなる。データの達人はあらゆる数字を精査し、次の3人を今週の注目選手として選出した。

本命: トーマス・ピータース

もし、大会ホストのピータースが週末のノックアウトマッチに駒を進めたとすると、このベルギー人選手との対戦を喜ぶ選手は皆無だろう。ノックアウトマッチはマッチプレーではなく、9ホールのストロークプレーで行われるとはいえ、1対1の対戦は2016年の「ライダーカップ」で鮮烈なデビューを遂げたピータースの素晴らしい記憶を今一度呼び覚ますことになるだろう。

2年前のヘイゼルティンで大活躍したピータースは、ロリー・マキロイとコンビを組み、ルーキーとして史上最多となる4ポイントを欧州代表にもたらしたのである。

更に、ピータースがこのコースを他の誰よりも熟知しているという事実も、彼にとって追い風となる。フィールドのわずかの選手しかリンクベンインターナショナルでのプレー経験がないことは、ピータースに疑いようのないアドバンテージを与える。彼は、今季絶好調とは言い難いながら、今週は間違いなく彼に向けた前向きの兆しを見つけることだろう。

対抗: アドリアン・オタエギ

アドリアン・オタエギが最後に予選落ちしたのは、13大会前の2017年10月のことである。彼はこの7ヶ月間、週末の常連となっているだけでなく、トップ20入りを頻繁に果たしている。直近の5大会でオタエギはいずれもトップ19以上の成績を残しており、「ボルボ中国オープン」では今季自己ベストの2位に入った。

今季の通算スコアを81アンダーとしているスペインのオタエギは、ノックアウト方式で成功を収めた過去を持っている。彼にとって唯一のヨーロピアンツアータイトルは昨年の「サルタイアエナジー ポール・ローリーマッチプレー」でのものであり、彼はバートグリースバッハで6ラウンドを勝ち抜いて栄冠を手にした。このところの好調はオタエギの予選通過を示唆しており、最後に出場したノックアウト方式のゴルフではトロフィーを手にしていることを鑑みると、彼はベルギーで注目すべき選手であると断言できる。

穴: サム・ホースフィールド

米国訛りの英語ながら、サム・ホースフィールドには欧州的刺激が取り巻いている。マンチェスター生まれの21歳はフロリダ州レークノナを我が家としているが、昨年11月のヨーロピアンツアーQスクールで勝利して以来、大西洋の反対側で好パフォーマンスを見せている。

彼は3月の「ツワネオープン」で、3日目に「64」をマークし、ヨーロピアンツアーではキャリア最高となる2位に入った。とは言え、彼が今週の挑戦を謳歌するかもしれないという予想の根拠は、2月にパースで行われたマッチプレー方式の大会でのパフォーマンスにある。西オーストラリアで4位に入ったことで、彼は1対1の対戦を上手く対処できる気質の持ち主であることを証明しており、ベルギーで週末に駒を進めることができれば、ダークホースとして面白い存在となるだろう。

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