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2017年 オメガ・ヨーロピアン・マスターズ
期間:09/07〜09/10 場所:クランスシュルシエレGC(スイス)

「オメガ・ヨーロピアン・マスターズ」の大会アラカルト

コース

プライーネ・モルテ氷河を臨むヨーロピアンツアーきっての絶景を誇るクランスシュルシエレGCは、雪化粧のアルプスの山々に囲まれた標高1,500メートルに位置しており、7番ティからは峰々や谷間を一望することができる。

スイスの絶景はゴルファーやファンにヨーロピアンツアーで最も素晴らしい景観を与え、今年でこの大会の開催が71回目となるクランスシュルシエレは、オーガスタナショナル(「マスターズ」を81回開催)に次いで、同一大会を2番目に多く開催したコースとなる。

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パー70、6,848ヤードの同コースのシグネチャーホールは、半円形劇場型の13番ホールである。スキーの名所でもあるクランスシュルシエレは、冬期は閉場となるも、夏場は世界最高峰の選手たちにとって絶好のプレーイングコンディションとなる。

トリビア

◇今週、アレックス・ノレンが「オメガ・ヨーロピアン・マスターズ」のタイトル防衛に成功すると、同大会ではセベ・バレステロス(1977年と78年に連覇)以来の快挙となる。

◇2009年にもこの大会を制しているノレンは、大会3勝目を狙っているが、これを達成すると、バレステロス(1977年、1978年、1989年)の持つ大会記録に並ぶことになる。

◇「オメガ・ヨーロピアン・マスターズ」の開催コースであるクランスシュルシエレは、1972年以来、ヨーロピアンツアーで同一大会を開催し続けている唯一のコースである。2017年大会は第46回大会となり、同コースでは1939年から毎年この大会が開催されている。

◇クランスシュルシエレでは71回連続してこの大会が開催されている。同一大会を連続して開催しているコースとしてこれを上回るのはオーガスタナショナル(「マスターズ」を81回開催)のみである。

◇「オメガ・ヨーロピアン・マスターズ」は、ヨーロピアンツアーの大会としては、ヨーロッパで開催される唯一の共催大会である。同大会は2009年以来、アジアンツアーとの共催大会となっている。

◇2010年にミゲル・アンヘル・ヒメネスは、22回目の挑戦で初めて「オメガ・ヨーロピアン・マスターズ」を制覇した。これは、同一大会で初優勝までに要した出場数としてのヨーロピアンツアー記録となった。その後、ヒメネスは2014年に27回目の出場で「スペインオープン」初優勝を飾り、自身の記録を更新した。

◇ヨーロピアンツアー初年度の1972年以降、17人の選手が「60」をマークしているが、そのうちの一人であるジェイミー・スペンスは、優勝した1992年の「ヨーロピアンマスターズ」でこれを達成した。最終日を首位で迎えたコリン・モンゴメリーから10打差で出たスペンスは、12アンダーの「60」をマークし、72ホールを終えてアンダース・フォースバンドと首位で並び、プレーオフ2ホール目で優勝を決めた。これは、ヨーロピアンツアー史上最大の最終日における逆転劇となった。1999年には、ポール・ローリーが「全英オープン」で最終日に10打差を逆転してこの記録に並んだ。

◇これまで最終日に「60」をマークしてヨーロピアンツアーの大会を制覇したのは、1992年のスペンスを含め3人のみである。他には、イアン・ウーズナム(1990年「トーラスモンテカルロオープン」)とラファ・カブレラベロー(2009年「オーストリアゴルフオープン」)がこれを達成している。

◇マッズ・ビベハストラップは2008年の「オメガ・ヨーロピアン・マスターズ」でアルバトロスを達成しているが、ヨーロピアンツアー初年度の1972年以降では、これは同大会で5例目となった。これまでアルバトロスが5回記録されているこの大会は、「全英オープン」と並ぶ同一大会での最多アルバトロス達成数記録を持っている。

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