オーストリア開催 53歳ヒメネス、地元のヴィースベルガーらが参戦
2017年 ライオネスオープン
期間:06/08〜06/11 場所:ダイアモンドCC(オーストリア)
「ライオネスオープン」で世代を超えた戦いが実現
ヨーロピアンツアー3勝で大会アンバサダーを務めるベルント・ヴィースベルガーが、母国で開催される2017年「ライオネスオープン」に帰ってくる。
2013年の大会王者である31歳は、アッツェンブルークのダイアモンドCCを舞台に、ディフェンディングチャンピオンの呉阿順、そしてヨーロピアンツアー21勝のミゲル・アンヘル・ヒメネスら、欧州ゴルフのビッグネームと共に熱戦を繰り広げることになる。
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「夏場は大会のスケジュールがタイトではあるけれど、『ライオネスオープン』は僕にとって絶対的なハイライトなんだ」とヴィースベルガー。
「大会アンバサダーとして今年も大会に関われるのが嬉しいね」
「地元ギャラリーの前で競い合うのは、常に何か特別なものがあるし、『ライオネスオープン』というと、すぐに幾つかの良い結果と、最高の記憶をたくさん思い出すことができるんだ」
「ダイアモンドコースは、翌週に開催される『全米オープン』へ向けた準備に理想的なコンディションを作り出してくれる。コースは今年も最高の状態にあると確信しているよ」
3年振りの大会復帰を果たすスペインのヒメネスは、我が家と呼ぶオーストリアでの久々の試合となる。彼はその輝かしいキャリアにおいて、オーストリア開催のヨーロピアンツアーイベントには6回出場しており、そのすべてでトップ20入りを果たしている。
「オーストリアのゴルフファンは最初から私のことを温かく歓迎してくれた。それゆえ、アッツェンブルークでの1週間は、私にとってとても特別なものなのだ」と53歳のヒメネス。
「ダイアモンドCCを再訪し、『ライオネスオープン』に出場することに大きな喜びを感じている。オーストリアが我が家となって以来、クラブや大会運営に関わる人々にとても親近感を覚えているのだ」
熱狂的なオーストリアのゴルフファンが楽しみにするベテラン選手はヒメネスだけではない。彼らの同胞のマーカス・ブライヤーもその一人だ。
2006年の「オーストリアオープン」王者である48歳のブライヤーは、今大会の招待選手として、2013年8月以来のヨーロピアンツアー出場を果たす。
「来年からシニアツアーに参加するので、『ライオネスオープン』は今の自分のゴルフの状態を確かめる上で、打って付けの機会なんだ」とブライヤー。
今年の「ライオネスオープン」の出場者リストには、マティアス・シュワブ(22)やセップ・ストラカ(24)といったオーストリアの若手選手も名を連ねており、世代を超えた戦いが実現することになる。現在、シュワブは欧州アマチュアゴルフランキングで1位につけており、世界アマチュアゴルフランキングでは4位につけている。
ダイアモンドCC会長のクリスチアン・グヅィー氏は、「毎年、我々はギャラリーの皆様にゴルフの魅力を存分に味わっていただくと共に、愉快な雰囲気も味わっていただきたいと考えております。選手とギャラリーの両方がダイアモンドCCでの滞在を楽しめるというのが我々の目標です」と述べた。
ライオネスで広報部門を統括するシルビア・ケレメン氏は、「我々は、オーストリア最大のゴルフ大会にとっての長年のパートナーであることを誇りに感じています。『ライオネスオープン』のメインスポンサーとして、大会の国際的なメディア報道により、我々は間違いなく恩恵を受けています。これは我々のブランドの認知度を大幅に向上させてくれています。将来的には、アマチュアゴルフの分野でも活発にやって行きたいと思っております」とコメントした。