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2017年 ロッコフォルテオープン
期間:05/18〜05/21 場所:ベルドゥーラGC(イタリア)

5年ぶりのシチリアで躍進を誓うマナッセロ

イタリアのマッテオ・マナッセロは今季の欧州ツアーで序盤から目を見張る安定感を見せており、今週開催の「ロッコフォルテオープン」ではその安定感をキャリア5度目の優勝に繋げたいと考えている。

プロデビューから4季連続で優勝を果たすなど、プロとして華々しいスタートを切った24歳のマナッセロは、若者らしからぬ成熟した知性を持っており、安定感と勢いの重要性を知悉している。

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今年に入り、マナッセロはトップ5入りを一度しか記録していないが、出場した8大会で予選落ちはわずか1回と、近年、スイング改造で悩んでいた選手にとっては重要なスタッツを残している。徐々にではあるが確実に、かつて欧州ゴルフ界で最も有望な選手の一人として評価された頃のゴルフと自己信頼を取り戻しつつある。

今季初めて母国の大会でプレーするマナッセロは、陽気なムードで、地元ファンの前でプレーできる機会を享受している。

「帰ってこられて嬉しいね」とベローナ出身のマナッセロ。「見て分かる通り、ここは素晴らしい場所なんだ。特にイタリアの南部に来てゴルフをプレーするというのが最高だね。全てがより美味しく感じるし、空気も新鮮だね。ワンダフルだよ」。

「自分のゴルフは良い状態だ。ゴルフシックスではレナート(パラトーレ)ととても良いプレーができた。あれはすごく楽しかったね。今季は安定したスタートを切ることができた」。

「良い結果を残したのは、本当に良いプレーをして3位に入ったインドだけだった。それ以外はごく普通の成績だったけれど、ほぼ全ての大会で4日間プレーしているから、それはとても良いことだと思う。それで安定感と高まった自信を維持できるから、良いこと尽くめだね」。

「できる限り多くの人たちに見てもらって、多くの声援がもらえればと思っている。イタリアのファンの前でプレーするのは、いつだって良いものだよ」。

マナッセロはヨーロピアンツアーが最後にこの牧歌的なコースで開催された2012年にベルドゥーラでのプレーを経験しているが、今大会は当時と異なり、イーストとウエスト両コースの海岸に最も近いホールを最大限に活用すべく、複合コースが使用される。

週末へ向けて風が強まると予想される今週は、必然的にコースの難度が高まるわけだが、マナッセロはそのチャレンジを心待ちにしている。

「これは素晴らしいゴルフコースだね。今週ここでプレーするのは随分と久しぶりのことになるし、複合コースは通常と少し異なるのは分かっているから、早く今年のコース設定が見たくてしょうがないんだ。何にせよ、戻って来られて良かったよ」とマナッセロ。

「風が吹けばそこまで好スコアは出ないけれど、確実にロースコアの争いになると思う。バーディがたくさん出るので、テレビで見るのに良いね。とにかく、ここはそういうコースなんだ」。

「ラフが余りに深いようだと、このコースはトリッキーになり過ぎるね。小さなドッグレッグやマウンドがたくさんあるから。それに硬くなると思うから、コースにとって最大の防御は風と硬いグリーンということになるね」。

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