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2016年 トゥルータイランドクラシック
期間:03/10〜03/13 場所:ブラックマウンテンGC(タイ)

ブラックマウンテンでのタイトル防衛へ意気込むドット

今週の「トゥルータイランドクラシック」でタイトル防衛に臨むアンドリュー・ドットは、“手負いのゴルファーに気をつけろ”という格言がそのままコース上で実現できることを望んでいる。

昨年、ここブラックマウンテンGCで開催された第1回大会で、ドットは同胞のスコット・ヘンドと地元人気のトンチャイ・ジェイディーに1打差をつけて優勝した。

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30歳のドットは体調不良のままのフアヒン入りとなったが、栄冠に輝いた昨年の思い出をインスピレーションの源とし、ヨーロピアンツアー3勝目を手にすることができればと思っている。

「24時間前は体調が悪かったんだ」とドット。「少しだけ回復したね。プロアマを回り切ることができるか、この午前中はちょっとした試練だったんだ」。

「万全の体調ではないけれど、“手負いのゴルファーに気をつけろ”って言うじゃない。あの言葉を自分のアドバンテージとしたいところだね」。

「ここには良い思い出がたくさんあるからね。(昨年の)ここでのショットは殆ど全て覚えているし、その多くがとても良いショットだったんだ。以前良いプレーができた場所を再訪するのはいいものだね」。

「このゴルフコースは大好きなんだ。気候がオーストラリアと似ているし、コースもオーストラリアのコースと似ている。僕が良いプレーをする上で助けとなる要素がたくさんあるんだ」。

「見た目にもしっくりくる。理由は分からないのだけどね。どういうわけか、ここでは悪いショットを打ちそうな気がしないんだ。こういうのはしばしばあるわけではないから、いい感じだよね」。

今週は兄弟のアンソニーがキャディにつくため、ドットにとってこの大会は家族ぐるみの仕事となるわけだが、豪州出身の彼はそれを喜んでいる。

「彼がここにいるのはいいね」とドット。

「彼はキャディをするのも、オーストラリアの外に出るのも初めてなんだ。彼にとってはアジアの文化を味わうエキサイティングで大きな1週間になるね。彼は良き週を選んだし、たまたま僕はタイトル防衛に臨むというわけなんだ」。

「彼にバッグを担いでもらうと楽しいね。とはいえ、もう肩が痛いと言っているんだよ。今朝はカートに乗っていたので、どうなるかは4日後にはっきりするね」。

今回病み上がりなのはドット一人ではない。ジェイディーもマレーシアでのウィルス感染からの回復途中にあるのだ。入院を余儀なくされた46歳のジェイディーは、「メイバンク選手権マレーシア」を途中棄権したほか、先週は「WGCキャデラック選手権」への出場も見合わせた。

地元タイ出身の彼は、まだ体調は万全ではないものの、木曜にはティアップできることを強調した。

「自分の感触を取り戻したいのです」とジェイディー。「数週間前にマレーシアでウィルス性疾患にかかりました。先週の大会は休むことにして、練習は先週の水曜から始めたところです」。

「今は良くなりましたし、7、8割というところだと思いますが、100パーセントの状態にしたいですね。体調を崩すのは良くないことですし、『メイバンク選手権マレーシア』では気が動転してしまいました。でも、明日には準備万端になっていますよ」。

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