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ルーキーシリーズ:ホッケーの夢は氷上に残し、ゴルフ界へ羽ばたくファーブリング

多くのスポーツで才能を発揮する神童にとって、将来の大いなる望みを考慮すると、多芸は十代後半になっても一つのスポーツに的を絞れない移り気な物となるものだが、欧州ツアーのルーキーシーズンへの船出を間近に控えたイェンス・ファーブリングは、果報は寝て待てという言葉を地で行くことにより大きな成功をつかんだのである。

スウェーデン出身のファーブリングは典型的な遅咲きの選手であり、20代中頃になってゴルフを飯の種として真剣に考え始めたのだが、2015年の「ロード・トゥ・オマーン」を10位で終えたことにより、2016年は「レース・トゥ・ドバイ」での人生が始まることとなった。

現在31歳のファーブリングは、常にスポーツに対する大望を持ち続け、怪我さえなければアイスホッケーでその身を立てていたかもしれない。とは言え、どちらにせよ、彼は学業を終えるまでは真剣にプロスポーツの世界に身を置こうとは考えていなかった。

ノルディックゴルフリーグでの6シーズンを経て、ファーブリングは2012年にチャレンジツアーへの昇格を勝ち取り、翌年のデビューシーズンで「ノルウェーチャレンジ」を制覇した。

彼は2015年に「D+Dレアルチェコチャレンジ」を制してチャレンジツアー2勝目を挙げ、同年は最も賞金の高額な「カザフスタンオープン」で3位に入るなど、シーズンを通して6度のトップ15入りを果たし、シーズン最終戦の「NBOゴルフクラシックグランドファイナル」後に欧州ツアーへの昇格を決めたのである。

「ほっとしたし、信じられない感じがしたね」とファーブリング。「カザフスタンで3位に入ったことで、周囲の人々はもう安全だと言い始め、その頃から僕はランキングを気にするようになったんだ。いつもはランキングなんか見ることはないし、後続の選手を気にすることもないのだけど、先月は神経がすり減りそうになったから、全て終わってくれてほっとしているんだ」。

「僕は目標を定めるタイプの選手ではないから、成り行きにまかせるよ。一年先のことさえ考えていなかったから、(欧州ツアーへの昇格は)実感するのに時間はかかるだろうけれど、とにかく信じられない気持ちだね」。

「僕は7、8歳の頃にゴルフを始めたのだけど、その頃はアイスホッケーとサッカーに夢中だったんだ。ホッケーをやっていて怪我をしたので、ゴルフに転向したのだけど、大学を卒業するまでゴルフのことをそこまで真剣に考えてはいなかったんだ」。

「23歳か24歳の頃にもう少し真剣に練習をし始め、自分のゴールに達するには何が必要かが分かったんだ。僕はノルディックゴルフリーグで6年プレーしたのだけど、これがタフなツアーでね、コースや天候がものすごくタフなので、すばらしい一年を送らないとトップ5入りが果たせないんだ」。

「2013年にトップ5入りを果たし、以後3年間チャレンジツアーでプレーをし、今度は欧州ツアーだよ。信じられないね」。

初めて欧州ツアーでフルシーズンを戦うファーブリングにとって、昨年9月に出場した「72°イタリアオープン」での出色のパフォーマンスは心の支えとなることだろう。彼は同大会で初日から3ラウンドにわたり首位に立ち、最終的に3位タイで大会を終えたのである。

「イタリアでは良い1週間を送ったね」とファーブリング。「ああいう状況で自分の実力が証明できて良い心持ちがしたから、来季はあのレベルで競い合うのを楽しみにしているよ」。

「欧州ツアーでフルタイムのメンバーになれたのはすばらしいことだね。4、5年前に誰かが(僕がそうなることを)予言したとしても信じていなかっただろうから、これは僕にとって本当に大きな達成だし、来年、楽しみを味わうのは間違いないことだね」。

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