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香港での冒険に勇躍するリード

2015/10/21 11:09

パトリック・リードは今週の「UBS香港オープン」で未知の経験をするが、「ライダーカップ」米国代表のスター選手である彼は極東での腕試しの機会を楽しみにしている。

今年で57回目の開催となる「香港オープン」は再び戦いの舞台をファンレンの香港GCへ戻すことになったわけだが、リードにとってこの香港最長のスポーツイベントへの出場は今回が初めてとなる。

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25歳の彼は、上海で開催された昨季の「WGC-HSBCチャンピオンズ」で22位に入るなど、これまでアジアの大会に出場した経験はあるが、その中国最大の都市から南西へ約1200キロ下った地での新しいチャレンジを楽しみにしている。

「うん、とても興奮している。またここ戻ってこられて胸が躍るね」とリード。

「アジアはいつ来たって本当にエンジョイできるし、香港再訪はこれが初めてだからね。ここへ来たからには、街を見分し、新しいゴルフコースを見るわけだけど、待ち切れないね」。

「ここは降り立つと、まず妻と顔を見合わせて、『これまでの人生でこんなに建物のある場所は見たことないよ』と話したんだ。ニューヨークやヒューストンといった、アメリカの大きなスカイラインとは違うんだ。ここは、とにかく次から次ぎへと永遠に建物が続いている感じだね」。

「ゴルフをプレーするだけでなく、ちょっと探訪できたら楽しいだろうね」。

2013年にプロ初優勝を飾ったリードだったが、本格的にその名をゴルフシーンに轟かせたのは「WGCキャデラック選手権」での勝利を含むシーズン2勝を挙げた昨季のことで、その活躍も手伝って出場した「ライダーカップ」では、グレンイーグルスで敗れた米国代表チームにあって、4試合で3.5ポイントを稼ぐなど気を吐いた。

引き続き今季も良いシーズンを送るリードは、これまでヨーロピアンツアーの大会では8度のトップ30入りを記録しており、これからはスケジュールに国際色を加えることで、更なる高みを目指したいと思っている。

「自分のゴルフはこのまま進歩し続ける必要があると感じているし、世界中を旅すれば、様々な種類の芝を見ることができるし、違う種類の地形や違う種類の気候を経験できるんだ。ゴルフは世界中で全く違った様相を呈しているからね」とリード。

「アメリカのコースも違うし、中国やアジアのコースも違うし、ヨーロッパのコースもまた違うんだ」。

「とにかく色々な場所へ行き、全ての異なる環境で自分のゴルフを試す必要があると思っているし、それが奏功すればいいね」。

今週は世界8位のダスティン・ジョンソンも香港にやって来る。彼は先頃韓国で開催された「プレジデンツカップ」で、リードと共に米国選抜チームの一員として活躍した。米国選抜は世界選抜を15.5 - 14.5の接戦で下している。

31歳の飛ばし屋は、2013年の「WGC-HSBCチャンピオンズ」を制すなど、過去にもアジアの地で成功を収めており、将来的にはこの地域へ足を運ぶ機会を増やしたいと思っている。

「確かに僕にとっては長旅だね」とジョンソン。「少なくとも年に1回は来たいね。今年のアジア来訪は3回になるんだ。『プレジデンツカップ』があったし、『USB香港オープン』でプレーするためにここへ来たし、2週間後はHSBCで上海へ行くからね。アジアでプレーする機会が増えているね」。

「ここへ来ると毎回エンジョイしているね。とても楽しんでいるし、今週の大会には胸を躍らせているんだ」。

「自分のスケジュールにはまれば、もちろん喜んで来るよ。年に何回か、ここへ来てプレーしたいものだね」。

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2015年 UBS香港オープン



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