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アフィバーンラトがプレーオフで李を下す

第1回「深センインターナショナル」は、最終日を首位で迎えたキラデク・アフィバーンラトが終盤の追い上げで勝負をプレーオフへ持ち込み、そのプレーオフで中国が誇る10代のセンセーション、李昊桐(りー・はおとん)を下して優勝を遂げた。

すでに首位でラウンドを終え、李がヨーロピアンツアー史上初めて母国優勝を遂げる中国人選手となれるかどうかをテレビの前で見守るなか、アフィバーンラトが17番で5.5メートルのパットを沈めて衝撃的なイーグル。スコアを通算12アンダーまで伸ばし、首位のリーを捕らえることに成功した。

タイ出身のアフィバーンラトは、続く最終ホールでフェアウェイバンカーから素晴らしいショットを放ってバーディチャンスにつけるも、優勝を決めるパットはカップ右へと逸れ、この瞬間、18番ホールでのプレーオフ対決が決定した。

ヨーロピアンツアーでは2013年の「メイバンクマレーシアオープン」で唯一の勝利を挙げているアフィバーンラトが、18番での見事な第2打を再現し、グリーン中央を捕らえたのに対し、李は長いパットを残した。

そして19歳の李がこのホールを4打でパーとするなか、アフィバーンラトは見事にバーディパットを沈め、呆然とした観客とは対照的に、勝利の雄叫びを上げた。

「僕のキャディには心から感謝しています。彼はずっと僕を後押しし続けてくれました。我々が残り2ホールで2打ビハインドだった時も、彼はまだ負けたわけじゃない、まだスコアカードに署名をしたわけじゃないんだと言いましたが、まさに彼の言った通りで、僕はただやるだけでした」とアフィバーンラト。

「72ホールで勝負を決めるチャンスもありましたが、プレーオフで決めたパットは人生で最高のパットでした」

マレーシアで優勝して以来、難しい時期を乗り越えてきた25歳のアフィバーンラトは、「1年ほど苦しみました。コーチを失いましたし(彼のコーチだったナトパシット・チョクザナサルトは2013年の12月に他界)、道具も変えました。あの優勝から大きな変化があったのです」と述べた。

「しばらくは停滞していました。リーダーボードのトップに来ることはありませんでしたが、遂にそのチャンスを掴みました。最上位に居続けるのはタフでしたね」

ヨーロピアンツアー未勝利の李にとっては残酷な結果となった。アプローチに冴えを見せた李は、風の吹くなか6つのバーディを奪い、最終日を5アンダーの「67」でラウンドした。

「また多くのバーディを奪うことができました。ただ、タイの彼がとても良いプレーをしましたね。彼を祝福します」と李。

この日は4つのボギーを叩いたアフィバーンラトは、17番でイーグルを奪って、ようやくこの日のラウンドをイーブンパーに戻した。

アフィバーンラトは3日目に17番でダブルボギーを叩き、続く18番ではボギーを叩いて5打差あった2位との差を、一気に2打差まで縮めてしまったわけだが、彼がその17番でイーグルを奪うまでは、トミー・フリートウッドが李に最も近い位置につけていた。

3日連続で「69」としたフリートウッドは通算11アンダーの単独3位で大会を終え、その1打後方には2位で最終日を迎えたピーター・ユーラインを含む7選手が続いた。

「これはスイングに新しい点を取り入れて臨んだ最初の大会でした。結果には納得しています。プレッシャーのかかるなかでも、しっくり来るようになるには、少し時間が掛かりますから」とユーライン。

早い時間にラウンドしたアルバロ・キロスは今週の大会ベストスコアとなる「63」の9アンダーを記録し、通算8アンダーで大会を終えた。

出だしから5連続バーディを奪い、前半を「29」としたスペインのキロスは、ヨーロピアンツアー史上初の「59」も狙える位置にいた。数少ないミスとなった12番と最終ホールでのボギーこそ悔やまれるが、それでもキロスは11バーディを奪う堂々たるラウンドを披露した。

「『63』は世界中のどこのゴルフコースであれ、良いスコアだね」とキロス。

この日、2番目に見事なスコアを出したのは、キロスがラウンドを終了するまでは今週のベストスコアタイとなる「65」で最終日をラウンドしたメジャー2勝のバッバ・ワトソンだった。

通算5アンダーで大会を終えたワトソンは、「始めの3ラウンドでもっとパットを決められていれば良かった」と述べた。

「最終日はパットが良くなったね。全体的に見れば良いテストになったと思う。何をすべきかが見えてきたからね。米国外でもプレーできるというのも分かった。特にきょうはそういうラウンドだったね」

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2015年 深センインターナショナル




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