川村昌弘&小林正則は出遅れ 首位にピッタヤラット
2014年 ザ・選手権
期間:05/01〜05/04 場所:ラグナナショナルG&CC(シンガポール)
一風変わったタイトル防衛に挑むラムフォード
2014/05/01 07:16
今週ラグナナショナルで開催される「ザ・選手権」で、ブレット・ラムフォードは異なる国で同じ大会のタイトル防衛を目指すという、一風変わったタスクに直面している。
昨年は韓国で開催されたこの大会で、オーストラリアのラムフォードはプレーオフ1ホール目でイーグルを奪い、同胞のマーカス・フレイザー、そしてスコットランドのピート・ホワイトフォードを下して優勝を遂げたわけだが、2014年は大会の開催地がシンガポールへと移されることになったのである。
<< 下に続く >>
過去に韓国で開催された2つの大会では、5回の出場で全てトップ20入りを果たすなど、傑出した実績を残してきたラムフォードだが、7年振りにヨーロピアンツアーの大会が開催されることになった今回のコースでの挑戦を楽しみにしている。
36歳のラムフォードは、「今週への意気込みに関して言うと、場所が何処であれ、『(ボルボ)中国オープン』も別の場所だったわけで、防衛に臨むというのは良いものだよ」「確かに自分が勝った場所でないのは残念だけれど、ここでも以前は良いプレーをしていたし、楽しみにしているよ」。
「韓国のコースは自分のゴルフに合っていてとても楽しめたね。多くのバーディチャンスがあったし、ウェッジが鍵となるコースだった」「韓国ではドライバーには重点は置かれていなかったんだ。ここはまた異なるコースだね。ただ、今週は僕にとってヨーロッパでの連戦を前にした2週目なんだ」。
「今年はまだそんなにプレーしていないから、この大会は踏み石のようなものだね。防衛に臨むのは素晴らしいけれど、どちらかと言うとこの大会はウォーミングアップと試合勘を養うためのものと言えるかもしれない」「確かここで最後にプレーしたのは2007年のことだったと思うから、もう随分経っているね。でもテクノロジーの進化により、(コースの)実際的な距離は大分短くなっているし、ラフも前ほどは長くない」。
「ここではいつもドライバーの技量が厳しく問われたのを記憶しているよ。ここはドライバーが鍵となるコースなんだ」「グリーンは芝目が複雑で、硬くて速い。フェアウェイをキープするのが最重要となってくるんだ」。
「僕が見た限り、ラフは短めに刈られて、これまでよりは若干通常のプレーが可能だから、ボールをプレー可能な状況に置くことにはそれほど大きな重点は置かれていないけれど、バンカーや池が多いからドライバーをきちんと打たなければならない。ただ、実際的な距離はかなり短くなっているけれどね」。