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2022年 アフラシアバンク モーリシャスオープン
期間:12/15〜12/18 場所:モント・チョイジー・ル・ゴルフ(モーリシャス)

ロズナーがモーリシャスで圧倒的勝利

首位を快走し続けたアントワン・ロズナーが日曜日に「67」をマークし、5打差で「アフラシアバンクモーリシャスオープン」を制覇した。

2打差の首位で最終日をスタートしたフランス人選手はフロントナインで1イーグル、3バーディを奪ってスコアを伸ばし、リードを5打としてハーフターンした。風が強まる中、その後の7ホールを危なげなくパーとすると、上がり2ホールをボギー、バーディで締めくくって通算19アンダーで大会を終え、プレーオフでラスムス・ホイゴーに敗れた3年前の苦い記憶を消し去った。

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今年最後の大会での圧勝劇はロズナーにとってDPワールドツアー3勝目であり、2021年「コマーシャルバンクカタールマスターズ」以来の優勝となった。

単独2位に、41歳の誕生日にノーボギーの「67」をマークして通算14アンダーとしたスペインのアルフレド・ガルシア・エレディア。さらに2打差の3位には、イーブンパーの「72」で最終日を終えたフランスのジュリアン・ブランが入った。

ロズナーは3番でトリッキーなライからパーをセーブするなど、第4ラウンド序盤はよくしのいでボギーを回避する展開となった。29歳は5番で1.8メートルのパットを沈めてこの日最初のバーディを奪うと、続くパー5の7番では見事なショットからイーグルチャンスをお膳立てした。この3メートルのパットはカップの縁からホールへとこぼれ落ち、一気に通算17アンダーまで伸ばした。

その後、ティショットでグリーンをとらえたパー3の8番でもバーディを奪うと、9番ではモンスター級のロングパットをねじ込み、後続との差を5ストロークに広げた。

続く10番でも傑出したショットでバーディチャンスを作るも、ここではパットが決まらず、続くパー3の11番でもチャンスを逃す格好となった。ティショットをミスした12番をパーで切り抜けると、13番、14番、15番とパーを並べた。

16番でとてつもなく長いバーディパットをタップイン圏内につけてパーとしたが、グリーンをとらえ損ねたパー3の17番をボギーとした。

しかし、最終ホールではチップインイーグル逃しのバーディできっちり埋め合わせをし、見事な勝利に花を添えた。

興奮を隠せないロズナーはラウンド後、「信じられない。これはタフなゲームなんだ。僕らは一年中とてもハードに練習を積んでおり、どのような形であれ、優勝は優勝だから、これをやり遂げることができてうれしい」と述べた。

「勝つのはとても難しいことだから、とにかくうれしい。スコアについては何も知らなかった。(リーダーボードは)見たくなかったから。ただ、自分がリードしていることは分かっていた。この感じでプレーしていれば、最後まで問題ないことは分かっていたけれど、とても難しかった」

「悪いショットを打ち始めたので、キャディとともに集中を切らさず、その瞬間にフォーカスし、スコアや周りの選手たちを気にしないようにプレーできたのが良かったと思う。きょう僕らは素晴らしい仕事をした」

日曜日のワールドカップ決勝で、サッカーのフランス代表がさらに祝福の機会をもたらしてくれることを望んでいるロズナーは「今夜はサッカーの大一番がある。そこでも勝ち切ることができれば良いね」と付け加え、さらに「これから、数週間はお祝いすることができるので、最高だね。これ以上のことは望めないよ」とうれしさを語った。

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