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2022年 ヒーローオープン
期間:07/28〜07/31 場所:フェアモントセントアンドリュース(スコットランド)

「ヒーローオープン」で知っておくべき5つのこと

2022/07/28 06:15

スコットランドで盛夏のゴルフの祭典が続く中、今週のDPワールドツアーは2022年「ヒーローオープン」の舞台であるフェアモントセントアンドリュースを再訪する。同大会について知っておくべき5つの事柄は次の通り。

ツアーによる3度目のフェアモントセントアンドリュース訪問
フェアモントセントアンドリュースのトーランスコースでは、2020年の「AXAスコットランドオープン」以来、3年連続でDPワールドツアーの大会が開催されることになる。

同コースではこれまで「スコットランドシニアオープン」が6回開催されているほか、今夏は第150回「全英オープン」の最終予選会が行われた。

2020年にフォレスト・オブ・アーデンで第1回大会の開催された「ヒーローオープン」は、再びセントアンドリュースから数マイル離れた場所にあるリゾートコースで今年の大会が開催されることになった。6週連続となるUKスイングの第4戦であり、今週もリンクスゴルフの試練がツアーメンバーたちを待ち受けることになる。

シーズンランキングでのトップ3浮上を狙うフォックス
2月の「ラアス・アル=ハイマクラシック」を制覇したライアン・フォックスはその後も好調を維持しており、勢いそのままに今季ツアー2勝目を期して今大会に臨む。

このニュージーランド人選手は今年、出場した15大会で2位に3回入るなど、7度のトップ10入りを果たしており、目下DPワールドツアーランキングで5位につけている。

今週のフィールドで最もランキングの高い選手であるフォックスはここでシーズン2勝目を挙げれば、ビクトル・ホブラン(ノルウェー)とマシュー・フィッツパトリック(イングランド)を抜き、リーダーのロリー・マキロイ(北アイルランド)、2位のウィル・ザラトリスに次ぐランク3位へ浮上する。

タイトル防衛に臨むフォレスト
昨年大会は見事に上がり2ホールで連続バーディを奪ったグラント・フォレスト(スコットランド)が制覇し、母国でのツアー初優勝を果たした。

2018年にチャレンジツアーからの昇格を果たしたグラントは首位で最終日を出ると、6アンダーの「66」をマークした。スコットランド人選手によるスコットランドでのツアー制覇は、2012年に「ジョニーウォーカー選手権」を制覇したポール・ローリー以来の快挙だった。

タイトル防衛に臨む29歳はヒルサイドGCで開催された前週の「カズークラシック」で3位に入るなど、大会連覇へ順調な仕上がりを見せている。

スコットランド勢は勝利の方程式を維持できるか
今週の大会でスコットランド人選手がリッチー・ラムゼイの勝利を再現し、スコットランド勢による2週連続ツアー制覇を果たす上で、駒に不足はない。

今大会には長きにわたり活躍し、DPワールドツアーで複数回優勝しているスティーブン・ギャラハーマーク・ウォーレン、ラムゼイに加え、ディフェンディング王者のフォレストをはじめ、イワン・ファーガソンコナー・サイムカルム・ヒルといったスコットランド出身で若い世代のスター選手たちが出場する。

注目選手
ここ2回の「全英オープン」に出場しているとあって、サム・ベアストーは熱心なゴルフのフォロワーには馴染みのある名前だろう。このシェフィールド出身のアマチュア選手は、2年連続して36ホールの予選会を勝ち抜いており、プレッシャーのかかる状況で素晴らしいゴルフがプレーできることを証明してきた。

昨年のロイヤルセントジョージズでは予選落ちを喫したベアストーだったが、今月セントアンドリュースで開催された第150回「全英オープン」では全4ラウンドをプレーした4人のアマチュア選手の一人となった。

6月「全英アマチュア選手権」で優勝を逃した23歳は現在、世界アマチュアランキングで7位につけており、プロのランキングに名を連ねていない選手としてはイングランド最高のプレーヤーとなっている。

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