谷原秀人らがホストプロの新規大会 予選会突破の河本力も出場
2022年 ISPS HANDA選手権 in スペイン
期間:04/21〜04/24 場所:インフィニティリゾート(スペイン)
「ISPSハンダ選手権inスペイン」で知っておくべき5つのこと
2022/04/21 11:05
DPワールドツアーは、今週タラゴナにあるインフィニタムのレイクコースで開催される「ISPSハンダ選手権inスペイン」で再開する。スペインで2週連続して開催される新規大会の初戦について知っておくべき5つの重要事項は、次の通り。
欧州本土4連戦の幕開け
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「ISPSハンダ選手権inスペイン」は、ジョージア州オーガスタナショナルでの「マスターズ」、そしてオクラホマ州サザンヒルズでの「全米プロゴルフ選手権」というメジャー2戦の合間に、欧州本土で開催される4連戦の初戦にあたる。
来週以降は、ジローナのPGAカタルーニャゴルフ&ウェルネスにて「カタルーニャ選手権」が開催され、イングランドにあるザ・ベルフライでの「ベットフレッド ブリティッシュマスターズ」、そしてベルギーでの「ソウダルオープン」へと続くことになる。
スペインでの2大会は2月に新たにスケジュールに加えられたが、これは新型コロナウイルスに関する渡航規制のため開催が見送られた日本での「ISPSハンダ選手権」と「ボルボ中国オープン」の代替大会としてツアーに組み込まれたためである。
慣れ親しんだ会場での新規大会
かつてルミネゴルフの名で知られたインフィニタムは、3つのゴルフコースから成り、そのうちの2コースである、今週の舞台のレイクコース、そしてヒルズコースは18ホールのレイアウトとなっている。
昨夏にリブランドされたこのリゾートコースでは、5年前にPGAカタルーニャへ舞台を移すまで、2017年から2019年にかけてDPワールドツアーのQスクールファイナルステージが開催されていた。
また、2012年から2016年にかけては、Qスクールセカンドステージの舞台にもなっていた。
従って、同コースは多くの選手たちにとって、そのプロフェッショナルのキャリアで重要な役割を果たしており、ともにDPワールドツアーで優勝経験のあるダニエル・ギャビンズ(イングランド)とデビッド・ロウ(スコットランド)は、それぞれ2015年と2016年にQスクールセカンドステージを制した際の舞台であるレイクコースへの再訪を果たすことになる。
開催コース
6963yd、パー70のコースは、この地域の生態系で重要な地位を占める14の湖と湿地帯からなるセクイア・マホールの中に造成されている。
過去のQスクールではパー5としてプレーされてきた518ydの2番ホールは今回パー4としてプレーされるため、パー5は2ホールのみ。595ydの16番と短い493ydの18番で、それぞれ終盤で勢いをつけるチャンスをもたらすことになるだろう。
フロントナインにはパー4が7ホールあり、ともに340ydを切る3番と5番は、状況によってはワンオンを狙うことも可能となる。
フィールド
今週は少なくとも今季のDPワールドツアー王者6人が揃い踏みをすることになる。「コマーシャルバンクカタールマスターズ」王者のイワン・ファーガソン(スコットランド)、南アフリカでの「マイゴルフライフオープン」をプレーオフの末に制覇したパブロ・ララサバル(スペイン)、「マジカルケニアオープン」王者の呉阿順(中国)、「ラスアルカイマクラシック」王者のライアン・フォックス(ニュージーランド)、「ラスアルカイマ選手権」でキャリア2勝目を挙げたニコライ・ホイゴー(デンマーク)、そして昨年11月の「ヨハネスブルグオープン」を制覇したスリストン・ローレンス(南アフリカ)。
優勝候補の一人であるベルント・ヴィースベルガー(オーストリア)は、昨年5月にデンマークでの「メイド・イン・ヒマーランド」でツアー8勝目を挙げており、今週はスペインの地でDPワールドツアータイトル獲得を目指してプレーする。
2018年に、このコースでのQスクールファイナルステージを制覇したアレハンドロ・カニサレスは、地元優勝を狙うスペイン勢の一人である。
ファンタジーDPワールドツアー
「マスターズ」でお披露目された新しいファンタジーDPワールドツアーは、今週の「ISPSハンダ選手権inスペイン」で今季第2戦を迎えることになる。
世界中で参加可能なこのゲームでは、それぞれのプレーヤーが各週の大会のトップ6を予想してプレーする。
このファンタジーゲームにはキャロウェイのゴルフクラブフルセットやゴルフバッグなど多くの景品がかけられており、全体の勝者にはカスタムフィッティングの権利が与えられる。