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2020年 アンダルシア マスターズ
期間:09/03〜09/06 場所:レアル・クラブ・バルデラマ(スペイン)
「アンダルシアマスターズ」で知っておくべき5つのこと
2020/09/02 18:23
今週、レアルクラブ バルデラマで開催される「アンダルシアマスターズ」について知っておくべき5つの事柄は次の通りである。
ツアーは一路スペインへ
6週続いたUKスイングを経て、ヨーロピアンツアーは大陸ヨーロッパ3連戦の初戦が開催されるスペインへと移動し、イベリアスイングが幕を開ける。
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この後、ツアーはポルトガルへと移動。同国では9月10日から13日にかけてドンペドロビクトリアGCで「ポルトガルマスターズ」、そして9月17日から20日にかけてロイヤルオビドスS&GRで「ポルトガルオープン」の2大会が開催される。
多くのツアー大会を開催してきたコースの豊かな歴史
RCバルデラマで「アンダルシアマスターズ」が開催されるのは、今回で6回目となるが、同コースにはスペインで唯一ヨーロピアンツアーの異なる4大会を開催してきた豊かな歴史がある。
同コースでは1988年に「ボルボマスターズ」(1988-1996年、2002-2008年)が開催され、ニック・ファルドが地元人気のセベ・バレステロスに競り勝つことで、ツアーのソトグランデにおける最初の1ページが記された。その後、バルデラマでは「WGCキャデラック選手権」(1999-2000年)、「アンダルシアマスターズ」(2010-2011年、2017-2019年)、そして「スペインオープン」(2016年)が開催されている。
歴史に残る「ライダーカップ」
バルデラマで開催された1997年の「ライダーカップ」は、初めて同大会が大陸ヨーロッパで開催された歴史に残る大会となり、この大会を皮切りに欧州代表のホームにおける連勝が始まり、今もその連勝は途絶えていない。
同年の大会は、偉大なる故セベ・バレステロスがキャプテンとして欧州代表を14.5対13.5の勝利に導いた。なお、当時はトーマス・ビヨーンとリー・ウェストウッドが大会デビューを飾っている。今週はこの2人に加え、1997年のチームメイトであるホセ・マリア・オラサバルがバルデラマ再訪を果たすことになる。
フィールドの顔ぶれ
昨年は、クリスチャン・ベゾイデンハウトがジョン・ラームやマイク・ロレンゾベラら5人に6打差をつける圧勝で、ヨーロピアンツアー初制覇を遂げた。しかし、今週ベゾイデンハウトは不出場となるため、王冠は別の選手に渡ることが約束されている。
マルティン・カイマーは、ザ・ベルフライでプレーオフに残れなかった無念のフィニッシュからのバウンスバックを期して、今週の大会に出場する。一方、2019年大会で8位タイに入ったトーマス・デトリーは、UKスイングでの2度にわたる2位フィニッシュを経て、ヨーロピアンツアーへの復帰を飾る。
また、バルデラマでのデビュー戦を迎えるラスムス・ホイゴーは、大きな注目を集めることになるだろう。デンマーク出身のティーンエイジャーは、先週の「ISPSハンダ UK選手権」で優勝してUKスイングのシリーズ制覇を果たすなど、ルーキーイヤーの今年、既にツアー2勝を挙げている。
ゴルフ・フォー・グッド
ヨーロピアンツアーのゴルフ・フォー・グッド活動は、UKスイングでの成功を経て、今週も継続されることになる。6週にわたり開催されたUKスイングでは、同活動を通じた募金額が62万3120ポンドとなり、地元、英国内、そして国際的なチャリティ団体に寄付金が分配された。
これに加え、開催コースには地元のジュニア育成アカデミーへ、約1万800個の「キャロウェイ クロムソフト」ゴルフボールが寄付された。