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「南アフリカオープン」について知っておくべき5つのこと

2020/01/08 09:30

年末年始の休暇明けとなるヨーロピアンツアーは、「南アフリカオープン」で新たな10年の幕開けを迎える。休みボケ解消へ向け、押さえておくべき5つの重要事項は次の通り。

歴史的なナショナルオープン

1893年に第1回大会が開催された「南アフリカオープン」は、世界で2番目に古いナショナルオープンであり、同大会より古い歴史を持つのは「全英オープン」だけだ。同大会は1997年に正式にヨーロピアンツアーの一部となり、当時はビジェイ・シンがヨーロピアンツアー13勝目を挙げた。

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地元の英雄たち

ツアーに組み込まれて以降、「南アフリカオープン」は23回開催されてきた。その間、南アフリカ人選手が同大会を制したのは13回。メジャー王者のルイ・ウーストハイゼンアーニー・エルストレバー・イメルマン、そしてレティーフ・グーセンは、それぞれ少なくとも1回ずつ大会制覇を遂げており、更には、ティム・クラークブランドン・ストーン、ジェームズ・キングストン、リチャード・スターン、そしてデビッド・フロストといった地元のヒーローたちも、このサンシャインツアーとの共催大会でトロフィーを掲げた。また、2002年から2009年シーズンにかけては、8大会連続で南アフリカ勢がタイトルを独占した時期があった。

持ってる男・キングストン

フィールド最年長のキングストンは、南アフリカゴルフ界でも稀な2冠達成者でもある。2007年に「南アフリカオープン」を制覇した53歳は、昨年10月に「南アフリカシニアオープン」でシニアツアー初優勝を遂げた。ステイシュアツアー(ヨーロピアンシニアツアー)で2019年の年間ランキング2位に入るなど、シニア界のスター選手であるキングストンは、依然として飛ばし屋で、経験と自信を兼ね備えたこの男は、今週も台風の目となる可能性を十分に秘めている。

ディフェンディングチャンピオン

地元の英雄ルイ・ウーストハイゼンは、タイトル防衛を懸けて今週の「南アフリカオープン」に臨む。昨年、ここでの優勝で勢いをつけた彼は、世界ゴルフ選手権で2度のトップ5入りを果たし、4度のトップ5入りをツアーで記録。世界ランキングのトップ20に返り咲くなど、充実した2019年を送った。最近、モーセルベイ出身のウーストハイゼンは、「エミレーツオーストラリアオープン」で2位に入ったほか、米国代表に僅差で敗れた「プレジデンツカップ」では、世界選抜に2.5ポイントをもたらすなど、好調を維持している。

「全英オープン」予選会

今年も「南アフリカオープン」は、5大陸11カ国での16大会で構成される「全英オープン」予選会シリーズの一部となっている。今大会はすでに出場権を獲得している選手を除くトップ3人に対し、ロイヤルセントジョージズGCで開催される第149回「全英オープン」への出場権が与えられる。昨年も開催コースとなったランドパークGCでこのナショナルオープンが開催されるのは、今回が4度目となり、同コースでは2000年にもこの大会が開催されている。出場選手たちは、最初の2日間でファイヤーソーンとブッシュウィロウの両コースをラウンド、予選通過を果たした選手たちは週末2日間にファイヤーソーンをプレーすることになる。

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