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東アジアに刻んだマイルストーン アジアンツアーCEOジョシュ・バラック

2018/05/17 21:16

アジアンツアー通信/2018年5月号

ここ最近は東アジアでいくつかの主要大会がツアー復帰を果たした、アジアンツアーにとって重要な時期だった。いまはソウルで行われている第37回「GS カルテックス メキュンオープン」からこの原稿を書いている。この豪華大会は2009年以来初めてアジアンツアーに復帰した。

一方で、その前週に行われた2018年「ボルボ中国オープン」は、2008年から10年のブランクを経て再びアジアンツアーが中国のナショナルオープンを主管した、とても大きなマイルストーンとなった。「ボルボ中国オープン」での緊密な協力関係は、中国ゴルフ協会(CGA)との連携が完全に復活したことを示していた。タイトルスポンサーのボルボも、アジアンツアーが戻ってきたことでフィールドの強さが増し、優勝者に与えられる世界ランキングポイントが2017年の24ポイントから、今年は32ポイントになったことを喜んだ。我々はこれから先何年も、CGA、ボルボ、そして欧州ツアーとの協力関係を期待している。

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大会はアレクサンダー・ビョークにとっても忘れられないものとなった。スペインのアドリアン・オタエギと、今季の「ヒーローインディアンオープン」を制したマット・ウォレスの追撃を振り切り、欧州ツアー初優勝を成し遂げたのだ。アジアンツアーからは50人近いメンバーが出場した。印象的なことに、そのうち28選手が予選を通過した。7位タイでフィニッシュした22歳のワン・ジョンフンや、11位タイで終えた25歳のスコット・ビンセント、腹痛と闘いながら14位タイに入った21歳のシュバンカー・シャルマなど、若手選手たちが素晴らしい活躍をした。これらの結果は、昨年から始まった30歳以下の選手たちによる好成績の流れを継続している。

これらの若い選手たちの活躍は、我々がこの夏に立ち上げる#whereitsATの第3段キャンペーンで使う“未来はきょうから始まる(Tomorrow’s Starts Today.)”というキャッチコピーをそのプレーで表現している。現在制作中の動画では、素晴らしい才能を持ったこれら若手選手たちの技術とクールなスタイルを存分に楽しめるはずで、私もそれを観るのが待ちきれない。

#whereitsATの次のキャンペーンだけでなく、アジアンツアーのファンたちは2018年シーズンに新たに加わった「ABバンク・バングラデシュオープン」、「アジアパシフィッククラシック(中国)」、「CNSオープン(パキスタン)」、「ホートラムプレーヤーズ選手権(ベトナム)」など多くの大会を楽しむことができるだろう。特に11年間の空白期間を経たパキスタンへの復帰は、アジアンツアーにとって歴史的なこの1年の、また別の重要なマイルストーンとなるはずだ。

いつも応援をありがとう!

ジョシュ

ASIAN TOUR
情報提供:ASIAN TOUR

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2018年 GS カルテックス メキュンオープン



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