日本はタイに2pt差で敗れる 畑岡奈紗は金星
畑岡奈紗「良い締めくくり」 世界ランク1位に完勝
◇日本VSタイ(ツアー外競技)◇アマタフレンドシップカップ 最終日(23日)◇アマタスプリングスCC(タイ)
日本とタイの親善試合は最終日にシングルス12マッチを行い、最終組をプレーした世界ランキング7位の畑岡奈紗は、同ランク1位のアリヤ・ジュタヌガンを3&1で破る大金星を挙げた。通算成績では2ポイント差でタイに敗れたが、年内最後のラウンドを「良い締めくくり」と振り返った。
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5バーディを奪った前半アウトに4アップのリードを作り、優勢に試合を進めた。今大会は来季に向けたクラブなどの調整の場ともとらえ、最新ボールの「スリクソン Zスター」を投入。前日までは距離の感覚をつかめずダブルス戦で3連敗を喫したが、この日はスタンスを狭くし、コンパクトなスイングを意識したことでフィット。「序盤からバーディをたくさん獲れた」と修正力の高さを見せた。
後半は我慢のゴルフを続いたが、2アップで迎えたドーミーホールの終盤17番(パー3)では、第1打をピンに絡めた。ジュタヌガンが2mのバーディパットを外したところで畑岡にコンシード(OK)を出し、勝利を決めた。タイに4ポイント差の劣勢で迎えた最終日。ジュタヌガンとの対戦について「国のエースとして、自分がいかないわけにはいかなかった」と自覚をにじませた。
「この暖かい環境で試合を出来て良かった。年明けは体調を見ながら練習を始めるけど、あんまり時間もない。成人式に出てすぐに試合に行く感じ」。メジャー初優勝を最大の目標に掲げる新シーズンは、開幕戦の「ダイヤモンドリゾート トーナメントofチャンピオンズ」(1月17日~)から出場する。(タイ・チョンブリ/林洋平)
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