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繰り上がりで出場権 13位発進のGO「まさか撮られる立場に」

◇アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権 初日(4日)◇セントーサGCニュータンジョンC(シンガポール)◇6847yd(パー70)

今大会に出場できると知ったのは前週木曜日(9月27日)のことだった。別の選手の欠場により、急遽繰り上がりで出場権が巡ってきた呉司聡(ご・しそう、イーストテネシー州立大)が、初日を2アンダー13位で滑り出した。

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高校1年から米国に渡り、現在はイーストテネシー州立大の2年生。今大会に出場している選手の多くが米国の大学でゴルフをしており、周囲は知った名前や顔ばかり。「きょう一緒に回った中国の選手もアメリカの大学に通っている。みんな英語が通じるし、しゃべった方が良い意味でシンプルにゴルフができる」と、ストレスなく初日を終えた。

サウスカロライナ州の高校に通っていた呉はPGAツアーの「RBCヘリテージ」でボランティアとして、スコアボードを運んだことがある。2015年はジョーダン・スピースパトリック・リードマット・クーチャーの組につき、翌16年は岩田寛の組についた。「僕らも何回も回っているコースだけど、みんな丁寧にゴルフをすると思いました。ポジショニングや、コースマネジメントがすごいなって。ずっと横から見ていました。まさか、自分が撮られる立場になるとは思わなかった」と裏方から表舞台への昇格に笑顔を見せた。

「もうちょっとパットが入ったら良かったです。ショットはすごく良かったわけじゃないけど、ピンチというピンチはなかった」と振り返った初日。「GO」という覚えやすいラストネームをあす以降も印象付けたい。(シンガポール・セントーサ/今岡涼太)

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