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スイングスピード感応型次世代シャフト『ビヨンド・パワー』は「イイ調子」

2015/03/13 15:04

『BEYOND POWER(ビヨンド・パワー)』にユーティリティが追加

リョーマゴルフは3月11日、都内ゴルフ練習場(江戸川区臨海町)で、新製品発表試打会を開催。お披露目されたのは、3月19日発売の「ヘッドスピード(HS)1.2m/sアップ! 超高反発シャフト」と謳う『BEYOND POWER(ビヨンド・パワー)』、飛んで曲がらず、楽にボールが上がると好評を博している『RYOMA U』の追加モデル3タイプ。

同社は昨年4月、タレントのビートたけし氏をイメージキャラクターに起用。「反撃だ!」のキャッチでゴルファーに絶大なインパクトを与え、業界内外で話題をさらったのは記憶に新しい。その同社がまた、大きな話題を集めそうな画期的なシャフトを発表した。『ビヨンド・パワー』がそれ。

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同シャフトは、あらゆるゴルファーに対応する「∞(無限大)」というシャフトフレックスを採用。極限の素材と設計手法により、これまでのフレックス概念を覆す画期的なシャフトが完成したという。同社の宇野仁シニアマネージャーが次のように説明する。

「HSが遅い女性ゴルファーから、アスリートゴルファーまで、この1本であらゆるゴルファーに対応する画期的なシャフトが完成しました。具体的にはHS30m/sから50m/sまで対応。シャフト自体は振動数215cpmでシャフト重量は49gと軽量。レディスモデルに近い振動数と重量帯ですが、やわらかいのに引っかからず、叩いてもボールが吹き上がらない。速いHSでもインパクトでヘッドが遅れず、遅いHSでも強烈な走りが力強いインパクトへとサポートしてくれます」

同シャフトの開発期間は約2年、10数種のテストサンプルを作り上げ辿り着いたという。通常、シャフトは手元側が太く硬い。先端に行くにしたがって、細くしなりやすくなるが、同シャフトはそれを全体が均一にしなるよう設計。しなりが手元から先端へと段階的に移動し、インパクト直後までヘッドを加速する感覚が味わえるモデルに仕上がった。同シャフトを監修した金谷多一郎プロは、

「振れば振るほど、硬く重く。力まずゆったり振れば、やわらかく軽く感じる超画期的な次世代シャフト。例えるなら、自動車の車速感応型パワーステアリングみたいな感じ。ですから、振りにいったり、抑えて打ったり、球筋をコントロールするといったどんなスイングをしても、シャフトが勝手にタイミングを合わせてくれる。あらゆるヘッドにマッチするので、このシャフトがあれば、あとはロフトを選ぶだけ。先調子、中調子といったキックポイントの概念もないので、強いていうなら『イイ調子』でしょうね(笑)。全体がムチのようにしなり、それぞれのHSやスイングテンポにマッチ。まるで自分の腕といっても過言ではないぐらい、操作性抜群のシャフトです」

ちなみに、同シャフトは2000本限定、価格はオープン(店頭実勢売価5万円前後)。さらに、同社は『RYOMA U』の追加モデルを発表。これまでの3U(21度)、4U(24度)、5U(27度)に加え、2U(18度)、6U(30度)、7U(34度)の3タイプをラインアップ。

「投影面積、FP値が大きく、構えた瞬間に球筋をイメージできる安心感がありますね。今回、2U、6U、7Uが加わったことで、14本のセットの流れが変わることでしょう。飛んで曲がらない。非常に高性能なユーティリティです」(金谷プロ)

なお、同社では全国で年間700回以上の試打会を開催する予定だから、見かけたらぜひ一度お試しあれ。問い合わせはリョーマゴルフへ、03-6300-5150。

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