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かみ合った日本チーム!岡山が雪辱の5アンダー

52年ぶりの日本開催となった「世界アマチュアチーム選手権」。ホスト国の日本が、重圧をはねのけて、前日の16位タイから2打差2位へと躍進した。

初日は2アンダーの松原由美と2オーバーの勝みなみの影で、6オーバーと悔しさを噛みしめた岡山絵里。2日目はその岡山が、日本に勢いをもたらした。

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この日も日本チームの先陣を切って試合に臨んだ岡山は、序盤7ホールで4バーディを奪う好スタート。「昨日は緊張しすぎた。今日は自分の臆病なところを、攻める気持ちでプラス、プラスに考えてやったら良いスコアになった」と、その後もスコアを伸ばして5アンダーでフィニッシュした。

松原は言う。「前半に岡山選手が4つ伸ばしていたし、後半に入って勝選手がイーグルを獲ったりして、気持ちが楽になった」。前半こそパープレーで折り返したが、後半は3バーディを奪って3アンダーでホールアウト。だが、このスコアが採用されない(=上位2人の成績をチームスコアとするルール)ほど、日本チームの勢いはすさまじかった。

日本チームの阪本知子キャプテンは、初日が終わっても選手ミーティングをしなかったことを打ち明けた。「リラックス、リラックスと言って、選手たちを解放しました。明日頑張らないと、(3日目が)早いスタートになって大変だよって(笑)」。ナショナルチームを率いて4年目となる阪本キャプテンのさりげない采配が心憎い。

復調した日本チームが、大会初制覇の頂へ近づくには、明日3日目のプレーが大きな意味を持ってくる。

「明日が大事。やっとスタートラインに立ったという心構えで頑張りたい」と岡山。松原は「明日は(首位の)カナダと一緒に回る。うまい選手が集まっていてバーディ合戦になると思うので、しっかりついていくようにしたい」と意気込む。

勝に視線が集中する中、岡山、松原もきっちりと仕事をこなし、高い団結力を見せる日本チーム。母国開催で悲願の初優勝も、夢物語ではなくなった。(長野県軽井沢町/今岡涼太)

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