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大堀裕次郎と杉山知靖が決勝進出/日本アマ4日目

連日の炎天下で体力勝負となってきた今年の「日本アマチュアゴルフ選手権競技」。大会4日目はマッチプレーの準々決勝と準決勝が行われ、最終日の決勝戦に進出する2名が決定した。大阪学院大学4年の大堀裕次郎と中央学院大学2年の杉山知靖が、ともに初めて日本一の座に挑む。

大堀が準決勝で対戦したのは、36ホールのストロークプレーで5アンダーをマークしてメダリストに輝いた韓国のイ・スミン。マッチプレーの1回戦、2回戦と6&5で圧勝したスミンに対し大堀は、持ち味の飛距離でプレッシャーをかけて互角の戦いをした。最終18番でスミンが3パットでのボギーを叩きオールスクエアに戻すと、20ホール目に大堀がバーディを奪い決着。「決勝ラウンドも飛距離を生かして、体力はないので、後半の18ホールにかけたい」と決勝戦を見据えた。

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一方、決勝に進むもう一人のプレーヤー、杉山は大堀とは対象的に飛距離は出ないがコントロール重視で攻めるタイプ。準決勝で対戦したオーストラリアのキャメロン・デービスも飛距離の出る選手で、時にはティショットで70ヤードも差をつけられた。1番、2番を先制されたが、粘りのゴルフで試合をリード。17番パー3でバーディを奪い2&1で勝利を掴んだ。決勝戦に向けても「自分は飛距離では叶わないので、ホールによってはドライバーを使わず、フェアウェイキープを優先にして試合を組み立てたい」と持ち味を生かしたゴルフを目指す。

午前中には準々決勝が行われ、大堀は山本純也(立命館大学3年)に1アップで勝利。スミンは水城高校(茨城県)3年生の磯佑太に2アップ。杉山は東北福祉大2年の佐藤大平に5&3。デービスは東北福祉大1年の松本将汰に4&3で勝利し準決勝に進出していた。

大会5日目の最終日は、2009年(36ホールで予選落ち)の大堀と日本アマ初出場の杉山が36ホールの決勝戦を行い、スミンとデービスが18ホールのマッチプレーで3位決定戦を行う。

【準々決勝】
勝者/結果/敗者
イ・スミン 2UP 磯佑太
大堀裕次郎 1UP 山本純也
杉山知靖 5&3 佐藤大平
C.デービス 4&3 松本将汰
【準決勝】
大堀裕次郎 20HOLES イ・スミン
杉山知靖 2&1 C.デービス

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