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韓国女子ゴルフ界のパイオニア、具玉姫が死去

1978年に誕生した韓国女子プロ第1期生4人のうちの一人で、1988年に韓国人選手として初めて米ツアー制覇を果たした具玉姫(く・おっき)が、静岡県内で心臓まひにより亡くなった(享年56歳)ことが報じられてから一夜、ゴルフ界には悲しみが広がっている。

具玉姫は1956年8月1日、韓国ソウル生まれ。78年、22歳の時に韓国でプロテストに合格し、日本ツアーには81年から参戦。83年に日本でもプロテストを受験してトップ合格を果たすと、05年までに日本ツアー通算23勝を挙げた。日本での生涯獲得賞金は7億1千万を超え、ランキングでは8位につけている。

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86年からは米ツアーを主戦場として、88年の「ターコイズクラシック」で米ツアー初優勝。11年の「サイム・ダービー・マレーシア」をチェ・ナヨンが制して、韓国人選手として米ツアー通算100勝目を飾ったが、その1勝目は88年の玉姫の優勝から始まっている。

ソーシャルメディア上では、リュ・ソヨンが「Korean legend golf star passed away... So sad.. Please pray for her.(韓国の伝説的ゴルフスターが亡くなった。とても悲しい。どうか彼女の為に祈ってください)」と英語と韓国語でツイート。上田桃子も「具玉姫さん…突然の死に言葉が出ません。強かった印象が強い方。ご冥福をお祈りします」と、早すぎる死を悼んでいた。

日本女子プロゴルフ協会によると、日本での葬儀は予定されていないとのこと。今後の対応については、未定とした。

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