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本間ゴルフ、韓国から世界への挑戦

韓国と世界の距離

昨年10月、韓国・仁川で開催された米女子ツアーの「LPGAハナバンク選手権」を取材する機会があった。日韓対抗戦以外では、初めて韓国国内でのトーナメントを体験したのだが、そこで感じたのは、“世界が近い”という思いがけない衝撃だった。

それまで、日本に居て伝え聞く韓国女子ツアー(KLPGA)の噂は、「コースに練習場が無い」「プレー時間が長い」「賞金が低い」といったネガティブなことばかり。韓国から日本ツアーに参戦する選手たちも、日本の環境の良さやツアー規模を賞賛することが多いので、知らず知らずのうちに韓国ツアーを割り引いて見ていたことは否めない。

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だが、「LPGAハナバンク-」の会場であるスカイ72GCは、その名の通り全72ホールを誇る大規模コースで、池が絡んで起伏があり、フェアウェイとグリーンはアンジュレーションに富んだ雄大なもの。メディアセンターは9番グリーン脇にPGAツアーで見るような巨大テントが設営され、それは日本国内では見ることのない規模だった。

そして何より、フィールドには全米女子オープンを制したチェ・ナヨンや全英リコー女子オープン覇者の申智愛、賞金女王の朴仁妃や新人王のリュー・ソヨンといった米ツアーで活躍する面々が揃い、そこにKLPGAの若手選手が絡んで優勝争いを繰り広げる。目の前の身近なロールモデルに刺激されて、“次は自分が”という強い思いを抱き、若手のさらなるレベルアップが図られるという成長の図式が存在していた。

韓国市場での巻き返し

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