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石川遼カップ開催!石川が中学生に技術指導

JJGA(日本ジュニアゴルフ協会)が主催する「ウインター ゴルフ ジュニア選手権」が、今年は「石川遼カップ」という冠名がついて開催された。昨年のこの大会は、プロゴルフファーに転向した石川が、お世話になったJJGAの大会ということで、ジュニア卒業の挨拶に訪れた。そして、多くの仲間に胴上げをされる場面も見られた。

それから一年。プロとしてもツアー優勝を果たし、日本のトッププロの仲間入りを果たした石川の名前が大会名に加わることになったのだ。「アーノルド・パーマーのように、いつか自分の名前が大会名になったらいいな、ぐらいには思っていましたけど、まさかこんなに早く実現するとは思ってもいませんでした・・・」。

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石川は、米ツアー遠征と「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」の開催と日程が重なっていたので、事前にジュニアの選手に向けたメッセージを寄せていた。しかし、マッチプレーへの出場が叶わなかったため、この日は表彰式のプレゼンテーターのために会場となる茨城県のセントラルゴルフクラブに現れた。

午前中からコース入りした石川は、練習場で軽く調整を行うと、競技を終えた中学生3人と9ホールの練習ラウンドを行った。18ホールのラウンドを終えた直後の3人は、石川とのラウンドに緊張することもなく、ナイスショットを連発。スタートホールでボギーを叩いた石川に対し、チップインバーディや、ロングパットでのバーディも飛び出した。

さらに驚かされたのは、中学3年生の中山飛翔くんの豪快なスイング。石川をオーバードライブするほどの飛距離を見せた。ラウンド中、石川に質問を投げかけるジュニアたちに対し石川は、自分の言葉で分かりやすくアドバイスを送っていた。

一昨日、米国から戻ったばかりの石川は、前日は午前中から夕方まで練習をしてこの日を迎えた。そして、明日からは高校の期末試験に挑む。1日3科目ずつ5日間、一週間毎日高校に通うことになっている。

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