大分県日田市から参戦した川浪さん、江藤さんペア

GDOが主催するアマチュア競技「2023 GDOペアスクランブルチャンピオンシップ」の全国大会が21日、高知県にあるKochi黒潮カントリークラブで行われた。雄大な太平洋を眺められるコースで、予選大会を勝ち上がった63組126人がペア日本一を目指して力を合わせた。

2人がそれぞれショットを打ち、良い方のボールを選んで、そこからまた2人が打っていくのがペアスクランブルのフォーマット。7バーディ、ノーボギーの「65」で優勝を飾ったのは、最終組で回った川浪将司さん、江藤翼さんのペアだった。

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大分県にあるローレル日田カントリークラブで腕を磨く先輩・後輩という間柄の2人。「今日は後輩の川浪くんに助けられました」と江藤さん。「ショットは2人でミスした部分もあったけど、苦しいパーパットも決められて、流れも自然にできました。川浪くんのパターが冴えていて、4つか5つは彼の手柄かなと思うけど、それもチームのバーディなので（笑）。帰って2人で語り合いながら、おいしいお酒が飲めればと思います」と微笑んだ。

クラブハウス正面に太平洋が眺められる

一方の川浪さんは「こんなに素晴らしいコースでアマチュアの我々が回らせていただいて、GDOさん、黒潮CCのスタッフさんには本当に感謝したいです」と優勝スピーチもこなれた様子。昨年、所属コースではクラブ選手権（川浪さん）とキャプテン杯（江藤さん）を取った2人。「若手の代表として、またプレーヤーとしても成長していきたい」と抱負を語った。

通算6アンダー「66」の2位は、カウントバックにより佐藤昌巳さん、牧野可奈さんペア。同スコアの3位に鈴木正一郎さん、大川知巳さんペアが続いた。

2023-24年シーズンのGDO主催アマチュア競技はこれで全日程が終了。新シーズンの大会日程と概要は4月初旬頃に発表予定。

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