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2023年初戦は2位惜敗 馬場咲希「優勝争いが楽しかった」

◇女子アマチュア◇オーストラリア女子アマチュア 最終日(13日)◇ニュースサウスウェールズGC◇パー74

橋本美月(東北福祉大2年)に並び首位で迎えた最終18番(パー5)、馬場咲希(代々木高2年)のショットは痛恨のOBになった。ボギーフィニッシュでの2位惜敗で昨年「全米女子アマチュア」に続く海外タイトルとはならず。「すごい悔しいですけど、OBを打ってしまってからも諦めずにダボを打たないように、ボギーを狙ってできた」と納得した。

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オフも多忙だった17歳にとっては今大会が2023年の初戦。12月中は身体づくりに焦点を当て、ボールを打つ練習時間は少なかったという。「今週の結果にドキドキしていました。2日目が終わって(首位と)1打差まで行けて…。こんなに上位で争えると思っていなかった」というのが本音。4つスコアを伸ばしたこの日の7バーディ、3ボギー「70」のプレーにも「パターに救われました」と振り返った。

昨年秋にナショナルチームに加入し、グリーン上の傾斜を身体で感じてラインを読む「エイムポイント」を勉強しているところ。今大会で初めて実戦で導入し、「すごく良くて、2日目から始めたらすごく入り始めた。ちゃんと狙いも定まるし、そこへ打つことだけ考えてやればいいのが良いと思った」と収穫は多かった。

オーストラリアを訪れたのも今回が初めてだった。日差しの強さに面食らいながら、「国際試合はすごい楽しい。外国の選手と回るのも、見に来ているコースメンバーさんと話すのも楽しい」とワクワクが止まらない。「きょうも優勝争いできるとは想像していなかったし、改めて優勝争いが楽しかったと思いました」。新シーズンは上々の滑り出しだ。

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