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金谷拓実 マッチプレー進出を確実に/全米アマ予選2日目

◇全米アマチュアゴルフ選手権 予選2日目(13日)◇パインハーストNo.2、No.4(ノースカロライナ州)◇No.2(7555yd/パー70)、No.4(7219yd/パー70)

日没のため47人が競技を終えらず、サスペンデッドとなった。大会初出場の金谷拓実(東北福祉大)が、2日目にNo.4コースを1アンダー「69」で回って通算3オーバーとし、暫定28位で上位64人のマッチプレー進出を確実なものとした。

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この2日間での最低限の目標はクリアしたが、内容は満足とはほど遠い。「2日間ずっとショットが悪かった」と、わずかなミスがピンチにつながる難コースを前に、ショットの精度は期待値に達していない。それでも、序盤の13ホールは4バーディ、ノーボギー。しぶとくパーパットを沈めながら、チャンスを確実につかんでいった。

だが、「頑張ってパターを入れて、なんとかこういうスコアにしていた」というゴルフがほころびを見せたのは、終盤だった。3パットにアプローチミスも重なり、5ホールで3ボギーと失速した。「残念です。いまは気持ちの整理ができていないので、なにも考えられないです」と苛立ちを隠すことができなかった。

ホールアウト直後はマッチプレー進出となる64位以下だったが、時間の経過とともに順位は上昇。昼食をはさんで練習を始めるころにはマッチプレー進出を確実にし、冷静さも取り戻していた。

ここからは64人による勝ち抜き戦のマッチプレーとなる。ちなみに、マッチプレー最後の年となった2015年の「日本アマ」を制したのは、当時高校2年生(17歳)だった金谷である。

マッチプレーでは戦い方を変えるのか?「たとえば相手が2mのパーパットを残していて、こっちが8mのバーディパット。無難にタッチをあわせていってパーで引き分けた場合、流れが悪くなってしまうから、それはあまり考えない方がいい。もちろん、相手があきらかなミスをしたときは別ですけど」というのが金谷の考え。コースと相手と自分自身。微妙なバランスを取りながら、戦いを進めていく。(ノースカロライナ州パインハースト/今岡涼太)

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