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石川遼、3戦連続予選落ち「結果は非常に残念」

アリゾナ州のTPCスコッツデールで開催中の米国男子ツアー「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」2日目。1オーバーの100位タイで第2ラウンドを迎えた石川遼は2バーディ、4ボギーの「73」とスコアを落とし通算4オーバーの121位タイ。3週連続で決勝ラウンド進出を逃した。

「結果を残せなかったのは非常に残念です」。正午を過ぎたラウンドの終了直後、石川はつとめて冷静な表情で話した。米ツアー本格参戦初年度の今季のスタートは、結果としては“完敗”。「簡単に予選を通過できる舞台だとは思っていない」。以前から胸にあったその思いは、一層強いものになった。

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バーディ合戦が展開されるコースで、初日に出遅れ。そしてこの2日目は序盤にショットに安定感を見せた。出だしの10番からドライバーでフェアウェイキープを続け、14番まではすべてパーオンに成功。しかし10番で5メートル、11番では3メートル、13番は2メートルと、ことごとくパットが入らない。「思ったところに打てて、何で入らないんだろう?というところがあった」。すると15番(パー5)ではフェアウェイウッドで2オンを狙った一打が2日続けてグリーンサイドの池に。ボギーを先行させた。

それでも前日にティショットでグリーンを外し、ブーイングを浴びた続く16番(パー3)では、7メートルのバーディパットを沈めて拍手喝采。「歓声に後押しされて入ったバーディパットだったと思う」と、反撃態勢を整えたかに見えた。しかし後半アウトではショットの乱れから3ボギー。8番で6メートルを決めて2つ目のバーディを決めたが、予選カットラインには7ストローク届かなかった。

新しい課題に着手したスイング改造。習得への道のりは始まったばかりで「徐々に良くなっている」と話した。しかしその手応えは、確固たる結果が出れば、より自信へと変わっていく。「3試合連続予選落ちでどう思われるかはわからないが、自分をしっかり持っておくことが重要。内容は取り返しのつかないものではない。いつか結果は出てくれると思ってすべきことを繰り返しやっていくしかない」と、無念さを浮かべながら言った。

次週の「AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ」は欠場。翌週の「ノーザントラストオープン」から再びツアーに出場する。(アリゾナ州スコッツデール/桂川洋一)

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2013年 ウェイストマネジメント フェニックスオープン



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