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アマチュア優勝へ!松山英樹、83年ぶりの快挙なるか!?

国内男子のメジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権競技」の3日目。最終組の1つ前の組でラウンドしたアマチュアの松山英樹が、多くのギャラリーを引きつれながらもイーブンパーでまとめ、通算7アンダーの単独4位で最終日を迎える。

予選2日間は石川遼とラウンドし、石川に3打差をつけて通算7アンダーの単独3位につけていた松山。この日は武藤俊憲とラウンドし、5バーディ、5ボギーと出入りの激しいゴルフながら、7アンダーをキープした。攻撃的なゴルフをする松山は、最終18番でティショットを左サイドの山の上に入れてしまう。しかし、前方に見えるわずかな隙間を狙うあたりは、怖いものしらずの18歳らしいプレー振りだ。

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同組でラウンドした武藤も「前半ショットが乱れていたから崩れるかと思ったら、ショートゲームが上手いですね。彼なら今すぐにでもツアーで通用しますよ」と太鼓判を押す。当の本人は「決勝ラウンドで上位にいることで、落ち着かない」と、緊張してラウンドしたというが、伸び伸びとプレーしているようにも見える。

首位とは3打差で迎える最終日は「バーディをたくさん獲って、上位がいくつになるか分かりませんが、追いつけるように頑張りたい」と、逆転優勝のチャンスをうかがう。過去74回と日本で最も歴史あるこの大会だが、アマチュアの選手が優勝したのは、第1回大会が開催された1927年の赤星六郎以来達成されていない。

現在18歳の松山が優勝することになれば、もちろん最年少記録の更新になるが、「最年少優勝?19歳なんですか?なら来年もチャンスはありますね」と、飄々と語る松山。この何の悩みも抱えていないような明るい笑顔が、最終日の18番グリーン上でさらなる満面の笑みに変わるか。歴史が動くかもしれない。

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2010年 日本オープンゴルフ選手権競技



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