2007年 エビアンマスターズ
期間:07/26〜07/29 場所:エビアンマスターズGC(フランス)
22位タイに順位を上げてフィニッシュ! 「全英」への準備は整った!
フランスで開催されている「エビアンマスターズ」も最終日を迎えた。今週はショットは好調なものの、パットのフィーリングが合わずに波に乗り切れていないラウンドが続いている。次週にはメジャー最終戦「全英リコー女子オープン」も控えているだけに、良い感触を掴んだ状態で最終ホールを終えて欲しいところだ。
しかし、前日まで好調だったティショットを左に曲げるシーンが多々見られるこの日の宮里藍。その影響により、3番パー4のティショットを左ラフに入れてボギーとしてしまう。しかし、アイアンの好調さは相変わらずで、その直後の4番パー4ではピン横1メートルにつけてバーディ。7番と9番のパー5でも確実に3オンに成功しバーディを奪い、2つスコアを伸ばしてバックナインを迎えた。
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ところが「こらえることができなかった」という後半、強い風が吹き始めた影響もあったのか、ティショットを左へ曲げる回数が増えていく。12番、15番と左ラフへ叩き込んで共にボギーとしてしまうと、17番パー3ではこの日初めてとなる3パットによるボギー。それでも最終18番パー5をバーディフィニッシュとし、この日4バーディ、4ボギーの「72」。通算3オーバーの22位タイと順位を上げて大会を終えた。
「前半は流れが良かったのに、そのままいけなかった」と悔しさを覗かせた宮里だが、ショットの乱れに関しては「キックとかランの方向でラフに行くことも多かったし、バッドラックもあった」とし、「大きく修正することはありません」と話した。また、「スコアは出せませんでしたが、リズムも良かったし、いいパーセーブが多かった」と収穫もあった様子。次週の「全英リコー女子オープン」については、「セントアンドリュースに行けるだけでも楽しみですね」と、ゴルフの聖地でのプレーが待ち遠しい様子だった。