カリフォルニアにある、ハーフムーン・ベイゴルフリゾートで開催されている、米国女子ツアー「サムソン・ワールド選手権」の最終日。ポーラ・クリーマーが終始安定したプレーを披露し、通算9アンダーで逃げ切り優勝を果たした。

前日、ラスト3ホールで3連続バーディを奪い、単独首位で最終日を迎えたクリーマー。この日は終始安定した内容で3バーディ、ノーボギー。決勝ラウンドに入ってからノーボギーと勝負強さを発揮し、強豪同士の接戦をものにして、今季4勝目を手にしている。

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“ピンクパンサー”をとらえきれなかったのが、キム・ソンファ（韓国）。12番からの3連続バーディで通算8アンダーとしたが、残り4ホールで首位に並ぶことができないままホールアウト。勢いはあっただけに、悔やまれる結果となった。

逆転優勝を狙った「女王」ロレーナ・オチョア（メキシコ）は、序盤の4番から連続ボギーを叩いて1歩後退。そこから4つのバーディを奪ったが、結局首位には届かずフィニッシュ。アンジェラ・スタンフォード、ベテランのジュリー・インクスター、スーザン・ペターセン（ノルウェー）と共に、3位タイで大会を終えている。