今大会初出場となる上田桃子は、イーブンパーの59位タイ発進

米国女子メジャー第2戦「マクドナルドLPGAチャンピオンシップ」が6月5日（木）、メリーランド州にあるブルロックGCで開幕した。その初日、ベテランのローリー・ケーン（カナダ）と、米国ツアーでは未勝利のエミリー・バステルが6アンダーで首位タイに並んだ。

メジャー未勝利のベテラン、ケーンと、2003年にプロ転向した無名の若手、バステル。女子プロナンバーワン決定戦の初日は、思わぬ伏兵が首位に名を連ねた。共に6バーディ、ノーボギーと距離のある難コースを安定感抜群のプレーで攻略し、メジャー初勝利に向けて好スタートを切った。

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5アンダーの単独3位と首位を1打差で追うのは、昨年大会で単独4位に食い込んでいるリンゼイ・ライト（イングランド）。4アンダーの4位タイに、マリア・ヨース（スウェーデン）、ニコル・カストラル、レイチェル・ヘザリントン（オーストラリア）ら実力者たちが並んでいる。

昨年から続くメジャー3連勝がかかっているロレーナ・オチョア（メキシコ）は、13番でダブルボギーを叩いたものの5バーディをマークし、3アンダーの9位タイと好調な滑り出し。賞金ランキング2位でオチョアを追うアニカ・ソレンスタム（スウェーデン）も、2アンダーの18位タイと好位置につけている。そして、期待の日本勢。今大会初出場となる上田桃子は、3バーディ、3ボギーのイーブンパーとし、59位タイとまずまずの滑り出し。一方の宮里藍は、前半を1アンダーで折り返したものの、後半は2連続ダブルボギーなどで大きく崩し、5オーバーの131位タイと大きく出遅れる結果となった。