世界一奪回へ向け、早くも直接対決の機会が訪れそうだ

シンガポールにあるタナメラCCで行われている米国女子ツアー第3戦「HSBC女子選手権」の2日目。朝のうちパラついた雨も日中には止み、いつも通りの蒸し暑い熱帯の空気が選手たちを取り巻いた。

そんな中、初日に続いてスコアを伸ばしたのが、メキシコのロレーナ・オチョア。前半を5バーディで折り返すと、後半も2つスコアを伸ばしてこの日「65」。通算13アンダーとして、今季初戦にして早くも優勝へのカウントダウンに入っている。

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首位とは7打差ながら、2位タイで追いかけるのは、この日5つスコアを伸ばして19位タイから浮上してきたアニカ・ソレンスタム（スウェーデン）とポーラ・クリーマーの今季優勝組とI-K.キム（韓国）の3人。さらに1打差で、カリー・ウェブ（オーストラリア）らが続いている。

初日2位スタートの宮里藍は、後半4ボギーを叩いて崩れ通算3アンダーの10位タイに後退。米ツアー3戦目の上田桃子は、疲労の色が見える中「73」とスコアを伸ばせず、通算3オーバーの46位タイと低迷している。日本人選手では、古閑美保が16番でイーグルを奪う活躍を見せ、イーブンパーの24位タイ。飯島茜は上田と並び46位タイにつけている。