米国女子ツアーは、欧州女子ツアーと共同開催の「ウィータビックス・全英女子オープン」が、8月8日(木)から11日(日)の4日間の日程で開催される。会場はスコットランドの名門コース、ターンベリーゴルフクラブだ。

この大会は昨年からメジャーに昇格した大会で、今シーズンはこれが最後のメジャートーナメントとなる。

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昨年は、韓国の朴セリが最終日にいきなりイーグルを奪い、終盤も連続バーディで混戦を抜け出した。4打差9位からの見事な逆転劇でメジャー通算3勝目を飾った。

日本の藤井かすみも健闘を見せた。通算7アンダー7位に食い込み、自力で今大会の出場資格を掴んでいる。その藤井は、今シーズン米国女子ツアーの開幕戦「LPGA武富士クラシック」で優勝争いを繰り広げ、最終的には5位になってしまったが、海外での活躍が目立つ。

日本ツアーでの藤井は、昨年開幕第2戦に悲願の初優勝を果たし、今シーズンは開幕戦で優勝。シーズン初めの涼しい時期に勝っているが、最近は優勝争いからも遠ざかっている。昨年好成績を上げたこの大会で調子を取り戻せるか注目だ。

また、日本からは今シーズン絶好調の久保樹乃を含め総勢7名が出場する。全英といえば、男子ツアーで丸山茂樹が4位に入り、シニアでは須貝昇が優勝を果たしている。女子でも日本選手の名前がスコアボードの最上位に掲げられることを願うばかりだ。

日本勢にとって、最大のライバルとなるのが今シーズン好調の韓国勢だろう。連覇を狙う朴セリはもちろん、金美賢、H.Wハン、グロリア朴など優勝を狙える選手が数多く出場してくる。さらには、アニカ・ソレンスタムなど、米国ツアーのスター選手が勢ぞろいするが、日本勢はどこまで頑張れるだろうか。